帆羽くれあは君の煌めきのデザートを忘れない
キュアエクレールが帆羽クレア(仮)で、
尚且つマコトジュエルの塊を破壊した際に
記憶まで吹き飛んだということで話を読み進めてください。
自己満すぎて人の読める代物で無くなってしまった上に
17話見る前に書いたせいで本編と被った感あって震えちゃった。
この作品は17話見て少し修正した程度だから浅いのは許してにゃ〜
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「るるか、今日は特に予定はないと思うけど?」
「うん、偶にはあそこに行こうかなって」
過ごしやすい気温、涼しい風は素肌を触れる。スッポリと収まるマシュタンを抱き締めて歩き続ける、自分が何を目的として怪盗団ファントムとしてマコトジュエルを集めることを担っているかを確かめるために目的の場所に向かう。
「パティスリーチュチュ、久しぶりに来たな…」
洋菓子店、パティスリーチュチュはマコトミライ市でも人気のスポットであり落ち着いた雰囲気で憩いの場として知られている。
そしてマシュタンは沈黙をしていた、妖精は一般人には馴染みがないだからこそ変な注目を受けない気遣いでもあるのだろう。
「いらっしゃいませ、あら?お久しぶりですね」
其処には長い青髪をシュシュでまとめ特徴的な蝶の髪飾りをした落ち着いた笑顔を向ける少女が接客をする。
「うん、久しぶり。またケーキとマカロンを食べに来た」
ーーーーーねぇるるか!マカロン今日は上手に焼けたから食べましょ、絶対美味しいから!
少しばかり前の記憶が脳裏を過ぎる、幸せだった記憶。この子の為であれば何を犠牲にしても怖くないと思えるほどの存在だった。
「ふふっ嬉しいですね、これを機会にお名前を聞いてもいいですか?」
「森亜るるか、私も貴方の事を知りたい」
「帆羽クレアよ!るるかさん!」
ーーーー帆羽クレアよ!るるかさん!
彼女は嬉しそうにこちらに応答する、これでいい…
マシュタンが少し動いた気がしたが特に問題にもならない。
「クレア…さんね。じゃあおすすめでお願い、空いている席に座ってる」
「うん、るるかさんの心の煌めきに合うものを導いてみるから待ってて」
満面の笑みで去っていくクレアを横目にマシュタンに目を向ける。
「何か言いたいことがある?」
「いいえ、ただ少しばかり過去を思い出しただけよ。気になったかしら?」
「ううん、ごめん。それは私も同じ、でもこれも運命だから」
その後マシュタンの返答は無かった。
数分が経つ。人は捌けてマシュタンと私だけが残された午後の3時。落ち着いた音楽と心地いい調理の音が心に静寂をもたらす。
「お待たせ、るるかさんこういうのはどうかな?」
前に並べられたのはアイスケーキと色とりどりなマカロン。
ーーーーーるるかはアイスが好きなのね!
心の煌めきを見つけて、るるかを笑顔にするから待っていてね!
「クレアさんは凄いね、本当に完璧な推理…名探偵みたい」
これは流してはいけないものなのに、どうしても抑えられなかった未熟な私の心。
一粒の涙が頬を流れる。
「るるかさん?大丈夫」
クレアは心配そうな顔で私の頬に手を当てる、暖かくて白く滑らかな手。
一瞬の静けさと共にはっと意識を持ち直しクレアの手に自分の手を沿える。
「うん、ごめんいきなり。頂くね」
クレアにできる限りの笑顔を見せて、アイスケーキとマカロンに手をつける。すごく美味しくて…凄く…これ以上はやめよう。
マカロンの横に添えられた、紅茶を飲み干してゆっくりと立ち上がる。
「お代置いておくね」
会計を済ませ、足早に出ようとするとクレアに呼び止められる。
「るるかっ!また来てね、待ってるから」
ーーーーーるるか、またね。
「うん、絶対にまたくるね。クレア」
パティスリーチュチュを出るとどっと疲れが出た気がする。
「ごめんマシュタン…失敗しちゃった…こんなつもりじゃなかったんだけどな」
「失敗なんてしてないわ、るるか…ここから始めるのでしょ。あの子を救う為のおはなしを」