
穴のない布陣で20位台を狙う男子の三豊

30位台へ一丸の走りを誓う女子の観音寺中部
第29回全国中学校駅伝は19日、滋賀県希望が丘文化公園(男子=6区間18キロ、女子=5区間12キロ)に都道府県代表の男女各48校(開催県2校)が参加して行われる。県勢は、男子の三豊が2012年以来、女子の観音寺中部が18年以来、共に2度目の出場。昨年は新型コロナウイルス禍で中止されたため、2年ぶりの開催となる。両校は昨年の県大会も制しており、メンバーは2年分の思いも込め、大舞台での快走を誓っている。
男子・三豊(12年以来2度目) 穴ない布陣「20位台を」
県大会をコース新で制した。尾藤監督は「全国でも歯車がかみ合えば20位台が狙える」と意気込む。
エースの原は、県大会で3人が区間新で走った1区を1秒差の2位でリレー。冷静な判断力と勝負強い走りで中盤集団に食らい付きたい。故障から復活した2区の安藤は思いきりがよく、サッカーから転向した3区入江はスタミナ十分。
4区黒川とアンカー村田は共に1年で、四国中学総体学年別1500メートルで、それぞれ2位と4位に入った。5区平野も県大会で自己記録を更新するなど、チームに大きな穴はない。
…予想オーダー…
【男子・三豊】(県予選=56分38秒)
区間 名 前 学年 予選記録
1区(3キロ) 原 雅宗 (3) 8分54秒
2区(3キロ) 安藤 飛空 (2) 9分18秒
3区(3キロ) 入江 大悟 (2) 9分31秒
4区(3キロ) 黒川 蒼介 (1) 9分30秒=6区
5区(3キロ) 平野 悠 (3) 9分40秒
6区(3キロ) 村田 嵐萬 (1) 9分45秒=4区
控え 山本朔大朗 (1)
〃 真鍋 英慈 (2)
〃 石神湧威斗 (2)
▽監督 尾藤 博肇(51歳)
女子・観音寺中部(18年以来2度目) 序盤勢いで力出し切る
チーム唯一の長距離専門ランナーで、今季、県中学1500メートルランキングトップの大西が軸となる。チームとして目標に掲げる30位台に向け、スピードを武器にエースがそろう1区で競り合って勢いをつけたい。
2区の片山は脚力があり、アップダウンのコースを苦にしない。3区白川は安定感が抜群で、スピードランナーの4区森島は波に乗れば好タイムが期待できる。アンカーの1年高橋は心肺機能が強く、県大会以降も記録を伸ばしている。
西野監督は「序盤で流れをつくり、各自が力を出し切れるような展開にしたい」と語った。
…予想オーダー…
【女子・観音寺中部】 (県予選=42分8秒)
区間 名 前 学年 予選記録
1区(3キロ) 大西 由菜 (3) 10分12秒
2区(2キロ) 片山ひかり (3) 6分46秒
3区(2キロ) 白川 祐凪 (3) 7分0秒
4区(2キロ) 森島 心咲 (2) 7分5秒
5区(3キロ) 高橋 南帆 (1) 11分5秒
控え 杉山 琉姫 (2)
〃 業天 音舞 (2)
〃 野口 ゆら (1)
▽監督 西野 和宏(64歳)
展望 男子 桂(京都)京山(岡山)V争う 女子 稲美(兵庫)浅川(福岡)が軸
男子は桂(京都)、女子は稲美(兵庫)が軸の争いが予想される。
▽男子(6区間18キロ)
桂は全国中学校体育大会(全中)3000メートルで3位の加嶋ら実力者がそろう。京山(岡山)は11日に1500メートルの中学生記録を打ち立てた川口を擁し、力がある。東北大会で優勝した高田(福島)、九州大会を制した曽根(福岡)、三島(栃木)も上位をうかがう。
▽女子(5区間12キロ)
全中1500メートル5位の吉川菜らを擁する稲美、九州大会覇者の浅川(福岡)が優勝争いの中心になりそう。2014年から5連覇を果たした桂は王座奪還に挑む。県大会を好記録で制した山鹿(熊本)や、前回大会覇者の六ツ美北を破って出場する矢作北(愛知)にも注目だ。