W杯北中米大会でサッカー日本代表は6月29日(日本時間同30日)、決勝トーナメント初戦のブラジル戦で1-2で逆転負け、大会敗退が決まった。敗戦から一夜明けた30日(同7月1日)、選手たちは取材に応じ、現在の思いを吐露した。
全4試合に先発。ブラジル戦ではキャプテンマークを巻いてプレーしたMF堂安律(アイントラハト・フランクフルト)は強豪相手への敗戦を受け、「どうやったら勝てたのか。今自分たちが持っている技術とフィジカルとメンバーとコーチングスタッフと、自分がどう、どういう変化をしていれば、どういうことをしていれば、勝てたのか、ほかに選択肢があったのか、ほかにやり方がもしかしたらあったんじゃないか」と試合後にチームメイトと話したという。
優勝を目標に掲げた日本代表は、またも決勝トーナメント初戦の壁にぶち当たった。それでも「本気で(優勝を)目指したからこそ、1ミリでも1パーセントでも近づけたと僕は確信していますし、本気で目指さないとやはり成長はない」と実感。「ベースは僕は変えられない。4年間でブラジルみたいなメンツが出てくるかって言ったらそれはゼロに近い。そこを目指すというよりも、ただ1パーセントでも2パーセントでも個の選手がそこに近づくことによって、この団結力はキープしながらやる必要があると思いますし。今の日本代表はそれが最適」と分析した。
自身の「エゴを出すな」という発言がクローズアップされたが、伝えられたその言葉にはズレがあったという。「僕は点を取りに行っていたし、ゴールに向かっていた。それを犠牲にして守っていることがエゴを捨ててるみたいな、そうではない。チームのためにエゴを出すことは大事だし、それをエゴとは呼ばないと思う。僕が『エゴを出すな、大会終わってからにしてくれ』と言ったのは、オフ・ザ・ピッチのこと。常にチームのことを考えて行動することを言っていた。オン・ザ・ピッチのところで、自分が(行けると)思って2対1でもパス出さずに行けるなら、これは行ったほうがいいと思う。僕はその意見をひっくり返してエゴを捨てたわけではない。それほど牙は抜かれていない」と真意を明かした。