実在の病院かたりリフォーム依頼 抗菌剤の立替名目で現金330万円だまし取られる詐欺事件
むつ警察署によりますと、ことし6月29日、県内の建設会社の代表電話に、県内に実在する病院の副院長を名乗る男から電話があり、病院のリフォームを依頼されました。その後、県内の会社にこの案件が斡旋され、営業担当者は、教えられた副院長の携帯電話番号に電話して、連絡を取ったところ、6月30日、副院長を名乗る男から、
・病院の床に使う抗菌剤の取引業者と医院長がトラブルになり、取引しないと言われている。
・御社が代わりに抗菌剤を購入してほしい。
と言われ、取引業者の「中村」の携帯電話番号を教えられました。そこで、担当者は中村に電話し、抗菌剤の在庫を確認した上、副院長を名乗る男に連絡したところ、
・抗菌剤を150本買ってほしい。
・代金は物品と引き換えに現金で払う。
と言われたことから、社長の了解を得て、7月1日及び7月2日、2回にわたり、経理担当者が県内の金融機関の窓口から、中村から指定された大手金融機関の個人名義口座に、現金合計330万円を振り込みました。しかし、7月3日、建設業協会から、同種詐欺事案の注意喚起があり、全く同じ内容だったため、詐欺被害に気が付いたということです。
警察は、実在する病院名をかたって電話をかけ、架空の内装工事を依頼した上、商品購入立替払名目等で金銭をだまし取る詐欺事件が発生しているとして、注意を呼びかけています。