ロシア、ウクライナ東部要衝コスチャンチニウカ「制圧」と発表 事実ならウクライナ打撃

報告するロシア軍のゲラシモフ参謀総長=7月3日(ロシア大統領府提供・共同)

ウクライナ侵略を続けるロシア軍のゲラシモフ参謀総長は3日、ウクライナ東部ドネツク州の要衝コスチャンチニウカを制圧したとプーチン露大統領に報告した。プーチン氏はロシアの主目標である同州全域の制圧に向けた「重要な一歩」だと祝福した。露大統領府が発表した。

コスチャンチニウカはドネツク州の主要都市スラビャンスクやクラマトルスクを守るウクライナ軍の重要防衛線の一角。露軍の制圧主張が事実であれば、ウクライナにとって打撃となる。ウクライナは3日時点で、コスチャンチニウカを喪失したかどうかに言及していない。

ゲラシモフ氏は「ウクライナ軍が南部などの前線で戦局を好転させ、露軍に対して優勢を築いた」と伝えられていることについて、欧米側の支援国をつなぎとめるためのウクライナによる「情報キャンペーン」であり、「虚偽」だと主張した。

これに先立ち、米シンクタンクの戦争研究所や戦略国際問題研究所(CSIS)は、ここ最近で「ウクライナ軍が戦略的主導権を確保した」とする分析を公表。従来、ロシア寄りの立場を示してきたトランプ米大統領も6月、「ウクライナ軍はかなりよくやっている」と述べていた。(小野田雄一)

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