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34歳ひきこもりおじさん、昨日の衆院選結果を見て震えた夜──司法試験を目指すと決めるまでの全記録



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昨日の衆院選結果を見て、ガチで震えた

2026年2月8日の夜、リビングのテレビとスマホが同時に騒がしくなった。 nikkei
「自民党が戦後最多316議席」「単独で3分の2を超える圧勝」というテロップが、派手な色で何度も流れてきた。 nikkei

正直、俺は政治オタクでもないし、支持政党があるわけでもない。
でも、あの数字を見た瞬間、なぜか心臓がキュッと掴まれたみたいになった。

「この国は、大きく動いてるのに、俺だけ10年くらい止まってないか?」

その感覚が、人生で一番怖かった。


34歳、無資格ひきこもり、選挙番組を横目にして思ったこと

俺は34歳、独身、資格なし、職歴ボロボロのひきこもりニート。
住んでいるのは、大阪の片隅の安っぽいマンション。家賃は親が出している。 youtube

昨日も例によって、起きたのは昼過ぎ。
カーテンを開けたら、もう空は白っぽくて、午前中の青さなんて残ってない。
布団の中でX(Twitter)をダラダラ見て、なんとなくラーメンの画像に「いいね」して、
そのままベッドとスマホの間を往復していた。

そんな流れで選挙特番が始まって、最初はただの“祭り”だと思っていた。
キャスターがテンション高く「自民圧勝の模様です!」と叫んでいる横で、俺はポテチを食っていた。

でも、開票が進むにつれて、SNSがざわつき始めた。

  • 「これで憲法改正まっしぐらか」

  • 「中道改革連合は完全に負けたな」

  • 「終わった」「日本オワタ」

そんなツイートが、タイムラインを埋め尽くしていく。 youtube

画面の向こうでは、落選した候補者が泣いていた。
当選した候補者が、支援者と抱き合っていた。

「あ、この人たちは、賛成だろうが反対だろうが、とりあえず“戦ってきた側の人間”なんだ」

ふと、そう思った瞬間、手元のポテチがすごく安っぽく見えた。
自分の人生全部が、コンビニ菓子の袋みたいにペラッペラに感じられた。


俺だけ、時間が止まっている

2010年代、同級生が就職して、スーツ姿の写真を上げていた頃。
俺はすでに、一回目の「挫折」を食らっていた。

  • 大学受験で失敗

  • 浪人しても伸びず

  • なんとなく入ったFラン大学はすぐ中退

そこからの10年は、ほとんど「記憶がない」。
バイトしては辞め、派遣で怒られ、家にこもってオンラインゲームに逃げる日々。

履歴書に書けることなんて一つも増えていないのに、年齢だけは確実に増えていく。
親戚が集まる場では、毎回同じ質問をされる。

「今、何してるの?」

そのたびに、何かが削られていく感じがして、気づけば人前に出るのをやめていた。

昨日の衆院選は、その「止まってる10年」と「動き続けている世界」のコントラストを、無理やり目の前に突きつけてきた。
国会議員たちは、一夜で政治生命が決まる勝負をしている。
俺は、一晩でポテチの袋をいくつ空けたかも覚えていない。

「同じ日本に住んでいるのに、俺だけ別の時間軸に取り残されてる」

この感覚が、マジでヤバかった。


「誰のせいでもない」と認めた夜

SNSでは、選挙結果に対する怒りや不安が一晩中流れていた。
「この国は終わりだ」「政治家がクソだからこうなる」
そう言いたくなる気持ちはわかる。

でも、昨日の俺は、なぜか、その流れに乗れなかった。

「俺の人生が終わりかけてるのは、政治のせいじゃなくね?」

その考えが頭をよぎって、しばらく動けなくなった。

もちろん、社会の構造とか、景気とか、運の悪さとか、いろいろある。
でも、「10年間何も決めてこなかった」のは、紛れもなく俺自身だ。
誰かのせいにし続けることで、ギリギリ保ってきたプライドを、
昨日、選挙特番を見ながら、自分でへし折った。

涙が出たのは、悔しさでも悲しさでもなく、
やっと「自分のせいです」と認められたことへの、変な解放感だった。


司法試験のパンフレットを開いた理由

ここからが、たぶん普通じゃない話だと思う。

選挙特番をつけっぱなしにしたまま、Xをスクロールしていたら、
「司法試験に再挑戦します」というポストが目に入った。
30代後半の人が、自分の勉強机の写真を載せていた。

本棚には、分厚い六法と、過去問の赤本。
その横に、コンビニのコーヒー。

写真を見た瞬間、なぜか胸が熱くなった。

「この人も、きっと“遅れてる側”の人間なんじゃないか」

勝手にそう決めつけて、勝手に勇気づけられた。

気づいたら、「司法試験 30代 独学」と検索していた。
検索結果に出てきたブログやnoteには、いろんな人生が乗っていた。

  • 元サラリーマンからロースクールへ行った人

  • 完全独学で何年もかけて合格した人

  • 一度諦めたけど、もう一度挑戦している人

その中のどれにも、今の自分は当てはまらない。
でも、一つだけ、共通していることがあった。

「みんな、どこかのタイミングで“自分で決めた”んだ」

昨日までの俺は、「流されるだけ」で生きてきた。
たまたま誘われたバイトをして、たまたま辞めて、たまたま家にこもった。
決めるのが怖いから、何も選ばないまま10年が過ぎた。

でも、あの夜だけは違った。
衆院選のテロップを見ながら、「ここで何か決めなかったら、一生このままだ」と、本気で思った。

司法試験を選んだ理由は、実はシンプルだ。
「一番、自分には無理そうなもの」だったから。

  • 高学歴でもない

  • 法律の知識もゼロ

  • まともに机に向かったのは何年前かもわからない

だからこそ、これができたら、
「俺はちゃんとやればできる人間だった」と、自分に証明できる気がした。


昨日の夜から、机の前の景色が変わった

衆院選の特番が終わって、テレビが静かになったころ。
俺は、自分の部屋の古びた机の前に座っていた。

机の上には、埃をかぶったまま放置されていたノートとボールペン。
ポチったまま積ん読になっていた「法律入門」みたいな本。

正直、内容はほとんど頭に入らなかった。
「憲法とは…」の一行目で、すぐに眠くなった。

それでも、昨日の俺は、1時間だけは絶対に席を立たないと決めた。
ページが進まなくてもいい。
単語を覚えられなくてもいい。

「選挙で国の未来を選んだ日くらい、自分の未来も少し選ぼう」

そう思って、ひたすら文字を追い続けた。

時計を見たら、ちょうど1時間が過ぎていた。
それなのに、不思議と「もう少しやろうかな」と思った自分がいた。

この感覚が、めちゃくちゃ久しぶりだった。
ゲームでもSNSでもないものに、時間を使いたいと思えたのは、いつ以来だろう。


このnoteで「有料部分」に書くこと

ここまでが、昨日の衆院選の結果をきっかけに、34歳ひきこもりが司法試験を目指そうと決めるまでの話だ。
ここから先は、実際に机に向かい始めてからの、もっと泥臭い話を書いていく。

有料部分では、こんなことを、全部さらけ出すつもりだ。

  • 勉強開始「最初の3日間」で、心が折れかけた具体的な瞬間

  • 元ひきこもりが「1日10時間勉強」を現実にしていくまでの、リアルなプロセス

  • スマホ・SNS依存から抜けるために、実際にやったことと失敗した方法

  • 親との関係、金銭的不安、孤独感とどう向き合ったか

  • 模試でボロ負けしたときに、どうやって立ち直ったか

これは、きれいごとの「成功ストーリー」じゃない。
今も途中だし、司法試験に受かる保証なんてどこにもない。

それでも、「止まっていた10年」から、一歩を踏み出した人間の記録として、同じように止まっている誰かの背中を、少しだけ押せたら嬉しい。

「昨日、選挙を眺めていただけの自分から、今日、机に向かう自分へ」
その一歩の具体的なやり方を、ここから先に全部書きます。


ここから有料:ひきこもりおじさんの「司法試験チャレンジ」実録(全話)

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