芝生の苗を植える参加者=宝達志水宝達中

 宝達志水町宝達中のグラウンドが芝生化されることになり、生徒や保護者ら約100人が苗を植える作業に取り組んだ。宝達中では2015年の開校当時、人工芝のグラウンドを求める声が出ていたが実現せず、今回、町サッカー協会の協力により11年越しの緑化がかなった。8月には青々とした芝生が広がる見込みで、生徒からは「安全に運動ができる」と喜びの声が聞かれた。

 グラウンドの芝生化は転倒時の衝撃を和らげることによるけが防止に加え、照り返しや気温上昇の抑制、砂の飛散・流出防止などにつながるとされる。

 27日は生徒や保護者のほか、町サッカー協会のメンバーや町職員、ボランティアの住民らが集まった。400メートルトラックの内側に当たる約8000平方メートルで、50センチ間隔で掘ったくぼみに児童が丁寧に苗を植え込んだ。苗は日本サッカー協会から提供を受けた。

 町サッカー協会は子どものけが防止や温暖化対策のため、2011年から芝生化に取り組んでいる。これまでに町内の小学校や保育所などで苗を植え、管理してきた。昨年度開校した押水、志し桜お両小も芝生となっており、児童が青々としたグラウンドで元気に遊ぶ姿が見られるという。

 現在、宝達中では体育の授業や、陸上部などの部活動でグラウンドを使っている。芝生化により、今後は大会などでの利用も想定され、関係者の間では同校サッカー部の復活も期待される。

 植えた苗は町サッカー協会が中心に手入れや水やりを行い、8月には一面に芝生が広がる見込み。宝達中3年の山田琉愛さんは「きれいな芝生が広がるのが楽しみ。グラウンドで運動がしやすなる」と話した。

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