まさに、これらの記事が、関東大震災時に関東各地で朝鮮人虐殺を生んだ経緯を示す貴重な一次史料です。
「関東大震災時の朝鮮人多数の凶悪犯罪とテロ活動」を強調する当時の記事は、警察・官憲が流した「朝鮮人が暴動・投毒をした」というデマに依拠した新聞各社の誤報だと、後年の公的資料と歴史研究で検証されています。
内閣府・中央防災会議の報告書は、こうしたデマを背景に軍隊・警察・自警団が多数の朝鮮人を殺傷した「虐殺」の事実を認定しており、朝鮮人側が「暴動・投毒」などの犯罪をおかしたとする新聞各社の記事は、歴史的な誤報です。