【PCお助け実録】もう買い替えなきゃダメ?【Unknown Hard Error】
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仕事のためにパソコンを起動したら…タスクバーがない……!?
今日は実際に相談を受けたパソコンのトラブルシューティングの実録です。
※ご本人の了承を得て記事にしています。
相談者様の身に起きたこと
いつものようにパソコンを起動したら、どうも動きが遅い。
タスクバーも表示されない。
そしてこんなエラーが表示される。
私の考えた主な可能性
症状から私が考えたのは、大まかに次のような可能性です。
一時的なシステムトラブル
周辺機器の故障
ユーザープロファイルの破損
OSのシステムトラブル
パソコンの故障
※細分化すればもっとありますが、わかりやすく単純化しています。
試したこと
周辺機器をすべて外して再起動
これにより可能性の1と2をつぶします。
1の「一時的なシステムトラブル」の多くは再起動で改善されます。
それはこちらの記事でも解説したとおりです。
そして、「2.周辺機器の故障」の可能性。マウスやUSBハブなどが壊れていると、予期しない(Windowsの障害かのような)エラーが発生することがあります。これをふまえて周辺機器を外してみます。
結果は・・・改善せず。
次の手順に移りました。
新しいユーザーを作る
「3.ユーザープロファイルの破損」の可能性を潰します。
ユーザープロファイルというのは、Windowsにログインするときに読み込まれる【その人に最適化された設定たち】のことです。
私がログインしたときは、私の使いやすい設定に。
あなたがログインしたときは、あなたの使いやすい設定に。
このユーザープロファイルの破損が原因で動作が不安定になるケースも今までたくさん見てきました。この場合、新しいユーザーを作ってログインすると、そちらでは快適に動く、なんていうこともあります。
結果は・・・これも改善せず。
更に次の手順に移ります。
システムの復元
「4.OSのトラブル」であることを前提とした対処です。
OS(つまりWindows)が壊れてしまっているなら、これが壊れる前の状態に戻してあげれば直るだろう、という方法です。
カレンダーで日付を選び、その日の状態に戻す、ということが可能です。
この方法はとても便利なので、また後日別の記事を書いてご紹介します。
今回のケースでは、壊れる前の状態の復元ポイントがなくて、残念ながら実施できませんでした。
セーフモード起動
これも「4.OSのトラブル」であることを前提とした対処です。
必要最小限の構成でWindowsを起動したときに、現象が発生するかどうかで対処方法が分岐します。
今回は、セーフモードでも症状が発生していました。かなりの重症であることがわかります。
スタートアップ修復
同じく「4.OSのトラブル」であることを前提とした対処です。
Windowsの持つ機能で、修復を試みました。これは「修復しても改善しなかった」のではなく、修復自体が途中で失敗してしまいました。
実のところ私の経験上では、この機能で修復できたことはほとんどありません。。
次の手順に移ります。
ディスクイメージからの復元
これもまた「4.OSのトラブル」であることを前提とした対処です。
Windowsには「健康な状態のときのシステムをまるごと真空パックで保存しておく」という機能があります。※真空パックはもちろん比喩です
幸い、数年前に私がおすすめして取得しておいたバックアップイメージが保管してありました。
この方法での復元は、Windowsの再セットアップよりも断然お手軽。
なにしろ必要なアプリはある程度入った状態で復元されます。
(これでダメなら再セットアップ。それでもダメならパソコンの買い替え)
と頭の中で考えつつ操作をしていたのですが、ここで改善しました!
つまり画面上のエラーでは「Hard Error」と表示されていたものの、機械的な故障ではなく、ソフト的な故障だったことが判明しました。
今回の記事を書いた本当の理由
今回の記事はこれまでで一番専門的な内容でした。ほとんどの方がここまで読み進めずに、そっと画面を閉じられたのではないかと思います。
きっと、ビューも伸びないと思います。。
それでもなぜ書いたかと言えば、この情報がいつか誰かの役に立つという確信があるからです。
なぜなら、私がパソコンのトラブル対応をしていて、途方に暮れたとき…
とにかく必死で、解決方法をネット検索します。
いろいろとキーワードを変えて、何十分も、時には何時間も探し続けます。
ほとんど情報がない中で、有効な対策に出会えたときは、本当に救われたような気持ちになります。これで相談者様のパソコンを直すことができる、と。
そんな経験を何度もしているからこそ、こうしたマニアックな記事の重要性を身にしみて感じています。この記事がいつか、困っているどなたかのお役に立ちますように。
あ、それから、今回の記事で登場した「ディスクイメージ」は必ず取得しておいた方が良いです。
取得方法は、また後日、記事を作りますね!



コメント
2ディスクイメージは、必要だと感じながら作っていなかったので、作ってみたいと思います。きっかけをいただき、ありがとうございます。
村田さん
こちらこそ、コメントありがとうございます。
今回のケースではディスクイメージがあって本当に助かりました。
ぜひお試しください!