オリックス・西川龍馬、七回満塁弾は「ゲッツーがよぎったんですけど…」結果は自身初のグランドスラム「最高の結果」
(パ・リーグ、オリックス5-2楽天、9回戦、楽天5勝4敗、28日、ほっと神戸)快音とともに、白球が高々と舞い上がった。スタンドインを確信していたオリックス・西川龍馬外野手(31)は、バットをほうり投げ、ゆっくりと歩を進める。逆転の3号満塁本塁打。悔しさを晴らすプロ初のグランドスラムで、チームの連敗を3で止めた。 「ちょっとゲッツーがよぎったんですけど、なんとか最高の結果になってよかったです。久々にいい感覚で打てました」 先発の九里と並んだヒーローインタビューで笑顔を浮かべた。1-2の七回だ。1死満塁でカウント3-1から直球を完璧に捉え、右翼席へ運んだ。12日の阪神戦(京セラ)以来のアーチ。「Bs大花火大会」と題し、試合後に打ち上げられた3000発の大花火の前に、特大の一発を披露した。 この日は三回1死一、二塁で空振り三振。五回2死二塁では左飛と好機で2打席連続凡退していた。チャンスで一打出なかった悔しさを、特大の一撃でリベンジ成功。岸田監督は「本当にさすがという打撃。体もしんどい中でも頑張ってくれている」と、開幕から唯一全72試合に出場するヒットマンをたたえた。 森友、渡部と故障離脱していた野手が戦列に復帰し、貯金5の4位でシーズンを折り返した。岸田監督は「追い上げていかないといけない。一戦一戦、勝つことだけを目指してやっていく」と力を込めた。(西垣戸理大)