「国民の総意」はどこへ?「皇室典範改正案」にいきなり浮上した“皇位継承権” 旧宮家の「男系男子」本人が明かす本音【報道特集】
JNNが2026年5月に実施した世論調査では、旧宮家の男系男子を養子として、皇室に迎える案について、賛成41%、反対35%、どちらともいえない25%と賛否が割れている。 2024年、国連の委員会は皇室典範を「皇位継承における男女平等を保障するよう改正すべき」と日本政府に勧告したが… 日本大学 百地章 名誉教授 「内政干渉そのもの。その国の独自の歴史文化伝統、これに対して干渉してくるってことは絶対あってはいけないことです。現代の感覚、あるいは価値観である男女平等とか、もちろん大切です。2000年の伝統を現代の価値観で割り切ってしまうと、そして現代の価値観に合わないから否定するというのは、私は歴史や伝統に対する冒涜だと思います」 ■王位継承を「長子優先」に 「女王」誕生見込まれる欧州の国も 2026年6月、ベルギーを公式訪問された天皇皇后両陛下。 迎えたのは、エリザベート王女だ。愛子さまと同じ24歳、王位継承順位は1位だ。 かつて、王位継承は男性に限られていたベルギー。だが、王室維持や男女平等の観点などから、1991年、憲法改正で性別を問わない「長子(第一子)優先」とした。 20年前に愛子さまと交流し、6月、両陛下と再会したオランダのカタリナ=アマリア王女(22)も、王位継承順位1位。 1980年前後から「長子優先」への法改正が進んだヨーロッパ。ベルギー、オランダ、スウェーデンでは次の代に女王が誕生する見込みだ。 日本では、皇族の将来について議論されているが、街の声は… 男性 「外国のまねをしていてもしょうがない。日本は日本で。だって(男系男子は)伝統」 女性 「次に天皇の位に就く人は、若い世代。その人たちに合った天皇家をつくっていかないと」 JNNが2026年4月に実施した世論調査では、「男系か女系かを問わず女性が天皇になることについて」という質問に対し、賛成61%、反対8%、どちらともいえない30%と男性に限らなくてもよいという意見が多かった。