年齢が増えると友達が減る(男の友達考001)
友達が少ない。
もはやいないと言ってもいいかもしれない。四捨五入するともはやいないで問題ない気がする。これは私の問題というより、多くの人が抱えている問題の一つではないかと思う。年齢が増えると友達が減っていくのだ。
子供の頃を思い出してみる。
小学校に行けば、クラスメイトという友達がいて、学校が終われば、急いで家に帰り、ランドセルを置いたら、すぐに友達と遊びに出かけた。場合によっては、もうランドセルを持ったまま、友達とグランドを走り回っていた気がする。
何をして遊んでいたのだろう。
その時々で全く異なるものだった。夏ならば虫取りに出かけることもあったし、川に魚釣りに行くこともあった。季節問わず、友達の家で、あるいは自分の家でゲームをして遊ぶこともあれば、グランドでサッカーをすることもあった。終わりのないかくれんぼもしたし、答えのないどの動物が一番強いかと言う話を集まってした記憶もある。
ポイントはいろいろなことをして遊んだ、ということだ。特定の遊びではない。先に書いたようにいろいろなのだ。とりあえず集まって何して遊ぶ? と考えることも多かった。意味もなく集まり、意味のない遊びをして、日が暮れれば家に帰った。
これが大人になるとない気がする。
友達と言えば、共通の趣味ということが多いように思える。明日何して遊ぶ? ということはなくなり、登山仲間、フットサル仲間、ツーリング仲間などの友達がいたとしても、集まってからの行動は行き先などが異なるしても固定されている。登山仲間なら山登りに行くし、フットサル仲間ならフットサル。やることが固定なのだ。
これは男性に多いかもしれない。
知人の女性に聞くと、彼女はまだ二十代後半で、友達がいて、映画に行くこともあれば、謎解きをすることもあるし、カフェに行くこともあると言っていた。特にこれと言った共通の趣味があるから集まるわけではないそうだ。
そうなのか、と思う。
私だけかもしれないけれど、社会人になると遊ぶではなく、「飲みに行く」が当たり前になっている。「スマブラしようぜ」とか「隣町で餅投げするから取りに行こうぜ」とかがない。とりあえず集まって「何して遊ぶ?」なんてことがないのだ。最初におおよその段取りが決まっている。その段取りとは、ほぼ例外なく「飲みに行く」だ。
先の女性の話からわかるように、これは男性に多い。ではなぜ男性は年齢と共に友達が減っていくのだろうか。いくつかの仮説は思い浮かんでいる。それを今後、考えてみたいと思う。



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