ドイツ検察は、ロシア産天然ガスをドイツに輸送する海底パイプライン「ノルドストリーム」が2022年に破壊された事件で、民間エネルギーインフラを攻撃したなどとして元ウクライナ軍所属の男を起訴した。具体的な罪名は不明。民間施設に対する意図的な攻撃は戦争犯罪に当たる。公共放送ARDなどが1日、報じた。
ドイツ捜査当局の調べでは、男はダイバーなどからなる破壊工作チームを率いていたとされ、パイプラインを爆破した際にはセーリング用のヨット上で指揮を執っていたとみられる。ヨットからは軍用の爆薬の痕跡が確認されたという。
事件は22年9月に発生。デンマークとスウェーデンの海域にある「ノルドストリーム」と「ノルドストリーム2」が爆発により大きく損壊した。
男は昨年8月、イタリアで拘束され、11月にドイツに引き渡された。現在は北部ハンブルクで勾留されている。(共同)