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クモの糸ヒントにバイオ素材開発 スパイバー清算へ 孫正義氏長女の新会社に事業譲渡し4月から新体制始動

2026年3月25日 18:30
クモの糸ヒントにバイオ素材開発 スパイバー清算へ 孫正義氏長女の新会社に事業譲渡し4月から新体制始動

クモの糸にヒントを得てバイオ素材の開発などに取り組んできた鶴岡市の「スパイバー」は25日午後、臨時の株主総会を開き3月末で会社を清算し、新会社に事業譲渡する方針が承認されました。新会社ではソフトバンクグループの孫正義会長の長女が社長を務めます。

鶴岡市に本社を置くバイオベンチャー企業「スパイバー」は、2007年に設立。クモの糸にヒントを得て石油を使わない人工タンパク質の繊維を実用化し、タイの工場に続きアメリカでも工場を稼働させ量産化を進めようとしていました。
しかし、アメリカ工場の計画が円安などのコスト増加などで大幅な見直しを迫られ、おととし12月期はおよそ295億円の純損失を計上していました。
25日午後、鶴岡市で開かれた臨時の株主総会でスパイバーは3月末で清算され、事業支援を表明していたソフトバンクグループの孫正義会長の長女、川名麻耶氏が、スパイバーと同じ住所に2月設立した新会社「CRANE」に事業譲渡する方針が示され承認されました。

スパイバーの株主「頑張ってきたけれども世の中の情勢の関係で最後まで上手く行かなかったと ほとんどがお詫びとこれからの話。 新しい事業としては次の会社に継続してもらえるということだった」

スパイバーを立ち上げここまで経営してきた共同創業者の1人関山和秀代表は。

スパイバー関山和秀代表執行役「本当に多くの皆様からご支援をいただいてここまで事業を作り上げて来ることが出来た中で 中々厳しい状況であった。川名さんという非常に強力な支援者からのご支援を頂けることになりましたので 我々としても引き続きここで生まれた技術を社会に還元できる形にしっかり道筋をつけていく」

スパイバーを立ち上げ人工繊維の開発を担ってきた関山代表らは自身の去就については明言を避けました。現在の社員らはほぼそのまま新会社に移行して継続雇用し、4月1日から川名社長の下で新体制がスタートする予定だということです。

最終更新日:2026年4月1日 17:09
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