「なぜお前が言うんだ!」韓国激震 ホン・ミョンボ監督が主将ソン・フンミンをロッカールームで叱責した“内紛騒動” 政府介入の大騒動に終わりは見えず【W杯】
韓国サッカー界が荒れている。 国内騒然の事態となっている理由は明白だ。目下開催中の北中米ワールドカップ(W杯)で、代表チームが無念のグループリーグ敗退の憂き目に遭い、その責任がどこにあるかで壮絶な論争が繰り広げられている。もはや国民の怒りは収拾がつかず、「無能さやずさんな運営の原因を見つけるため」として韓国政府がサッカー協会の特別監査に乗り出す事態にも発展している。 【動画】北中米W杯、韓国が南アフリカに痛恨の敗戦を喫した瞬間をチェック まさに動乱状態にある中で最も批判が集中しているのは、大会終了直後の6月28日に辞任を公表したホン・ミョンボ元監督だ。2014年のブラジル大会以来となる指揮を執ったレジェンドだったが、チームパフォーマンスを高められず。国内メディアで「無味無臭」と言われた戦術的アプローチの乏しさに加え、舞台裏では数人の主力選手たちとの内紛も起きていたという。 ちぐはぐなピッチでのパフォーマンスが表すように、選手と監督の信頼関係が破綻していたようだ。 日刊紙『中央日報』によれば、0-1で敗れたグループリーグ第2戦のメキシコ代表戦後のロッカールーム内で、主将のソン・フンミンがチームメイトを集めて“戦術的な話し合い”を行っていたところにホン・ミョンボ監督が「今、何の話をしているんだ?」と介入。咄嗟に「試合の戦い方について話し合っているところだ」と返されると、「そんなことをなぜお前が言うんだ! 私が話すべきことだ」と語気を強めたという。 衝撃の内幕を伝えた同紙は「二人の間に生じた亀裂は、南アフリカ共和国との第3戦での惨事の引き金となった」と指摘。ホン・ミョンボ監督が、第3戦でソン・フンミンを先発から外したキッカケがチームの面前で起きた口論にあったとした。 同紙は大会が進むにつれて求心力を失った指揮官の責任を追及している。 「理由はどうあれ、結果として、ホン・ミョンボ監督が南アフリカ戦でソン・フンミン、そしてイ・ジェソンを先発から外したことは、致命的な失策だったというのがサッカー界の共通した認識だ。とくにチーム内でも“アンサン・ヒーロー(隠れた英雄)”と呼ばれていたイ・ジェソンが欠場したことで、パス回しは歯車が狂ったように回らなかった。 そして、勝つ以外になかった最も重要な一戦を控え、世界的なスターであり、代表の中核選手であるソン・フンミンを、戦術的にも、マネージメント面でもうまく活かせなかった指揮官のリーダーシップには、言い訳の余地などない」 イ・ジェミョン大統領が「国民を虚脱感に陥れた今回の失敗は組織と人事の失敗によるものだ。まさに呆気にとられる出来事」とX上で発信するなど、国家を巻き込んだ大騒動に発展している韓国代表の状況。この絶望的な空気からどう立て直すのかはむしろ興味深いところだ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]
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