9月に行われる沖縄県知事選を巡り、主要政党の動向が固まりつつある。これまでの「与党対オール沖縄」の構図とは異なり、自民党が支援する新人候補の陣営に野党の国民民主と参政両党が加わる。一方、立憲民主と共産両党は現職の玉城デニー知事を支援する。秋の政治決戦ともいえる重要選挙なだけに、各党とも総力を注ぐ。
事実上の一騎打ち
知事選は8月27日告示、9月13日投開票の日程で行われる。3選を目指す玉城氏と元那覇市副市長で新人の古謝(こじゃ)玄太氏が立候補を表明しており、現時点では両氏による事実上の一騎打ちが想定される。
自民は米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設を容認する古謝氏を全面支援し、与党の日本維新の会も足並みをそろえる見通しだ。普天間飛行場の危険性除去は喫緊の課題で、玉城氏からの県政奪還は自民の悲願といえる。