【X上で話題の“世論調査”について】
新聞社やテレビ局などが実施する定例世論調査と、任意参加型のネットアンケートを意図的に混同させるような投稿が少なくありません。
メディア各社の定例世論調査は、調査対象の抽出方法や集計方法などを公表した上で実施されています。もちろん万能ではありません。しかし、組織票で結果を操作できるようなアンケートとは、仕組みそのものが異なるものと考えます。
だからこそ、各社には改めて自社の調査手法を積極的に発信していただきたいと思います。沈黙していては、「メディアの世論調査は組織票でいくらでも操作できる」「信用できない調査だ」という誤情報だけが一人歩きしてしまいます。
そして何より深刻なのは、その誤情報を国会議員までもが拡散していることです。
知らずに拡散しているのであれば、立法府に身を置く者としてあまりにも不勉強です。仕組みを理解した上で、世論を誘導する目的で発信しているのであれば、それは有権者をミスリードする極めて無責任な行為と言わざるを得ません。
世論調査を批判すること自体は自由です。しかし、事実と異なる前提を広めることは、健全な言論でも建設的な批判でもありません。
民主主義は、異なる意見がぶつかり合うことで成熟します。しかし、その土台となる「事実」まで歪めてしまえば、議論そのものが成り立たなくなります。
#世論調査を語りつつ誤情報で世論操作はいただけない