「最低価格の保証はまず無理だ」「コメがジャブジャブの状態」「去年のコメを売るのが精一杯」どうなる?コメの概算金…JAしまねが「最低保証額」提示見送り スーパーは?卸業者は?
高すぎると言われてきたコメの価格に変化の兆しです。令和の米騒動から一転、いま、店頭には5キロ3000円前後の商品も。 消費者の喜びの声の一方で、生産現場からは不安の声も上がっています。新米シーズンを前に、揺れ動くコメの価格について取材しました。 【写真を見る】「最低価格の保証はまず無理だ」「コメがジャブジャブの状態」「去年のコメを売るのが精一杯」どうなる?コメの概算金…JAしまねが「最低保証額」提示見送り スーパーは?卸業者は? 3日、米子市のスーパー。 キャスター 森岡紗衣 「こちらの売り場では5キロ3000円前後の銘柄米が並んでいます。去年の同じ時期は5000円前後で販売されていたということでかなり価格が下がっています」 買い物客は 「(5キロ)3000円くらいの時があったので買いました」 「最近ちょっと安くなっているんじゃないですかね。物価高も高くなっているのでコメはせめてでも安くはなってほしい」 「だいぶ下がってきたので助かっている。コメは子供もたくさん食べるのですごくありがたいですね」 農林水産省が公表しているコメの平均価格の推移では今年1月には5キロ当たり4416円と過去最高値となりましたが、その後は徐々に下落傾向となっています。 一見すると、待望の値下がりにも見えますが、まもなく迎える新米の収穫を前に、農家は複雑な思いを抱えています。 諸遊農場 諸遊壌司 取締役会長 「今年は安いということで農家は困っている」 長く続く肥料や燃料費の高騰に加え、人件費など、コメの価格が下がることは農家にとって厳しい状況だといいます。 今年の生育状況は順調だといいますが、消費者の"コメ離れ"に不安な思いも。 諸遊農場 諸遊壌司 取締役会長 「去年があまりに高すぎて消費者のコメ離れが始まった。コメでなくしてうどん食べられたり、もちろんパン食べられたりラーメン食べられたり、そうすると消費が下がってしまった。去年から今年にかけて。困ったこと」 農家が願うのは、極端な値上がりでもなく、値下がりでもない、安定した価格です。 諸遊農場 諸遊壌司 取締役会長 「やっぱり価格の安定。適正な価格でずっと続くのが農家にとっては一番幸せ」