2022年1月5日に刊行された、駒崎弘樹さんの著書『政策起業家-「普通のあなた」が社会のルールを変える方法』を読みました。
帯に「クソくらえなルールを変えられるのは君だ」とありますが、なぜ問題に気づかないのかなぜ変えようとしないのか
と思う社会問題はたくさんあります。『政策起業家』にも書いてありますが、こう決められている理由は何か
と役所の職員に聞いても「前からそう決まっている」という答えなど、ほんとクソくらえ
だと思います。
弊団体の日頃の活動の際でも、行政の職員に対してこちらから問いかけをしてもスルーされたり軽くあしらわれたりと、塩対応をされることもあり滅気そうになります。そんなとき、この本の中で何度も壁にぶつかる駒崎弘樹さんの姿は励みになります。
『政策起業家』を読んで、政治家でなくても官僚でなくても社会は変えられるんだという希望を感じました。
個人やNPOが政治に働きかける方法が良くわかるという点でも面白いですし、実際に最近の政策がどういった形で変えられてきたのかについても、詳細なエピソードを交えて紹介されています。
わたしは駒崎弘樹さんのような高学歴もありません。故に国の有識者会議に出るとか、首相官邸に行くとか、官僚に会うとか、そんな方々とのご縁もできそうもありません。それでも会えそうな人、話を聞いてくれそうな人に飛び込むことはできるかもしれません。
日本人の政治に対する無関心さには、「どうせ変わらないよ」という諦めの気持ちからかもしれません。今の日本社会の問題を政治や行政のせいにして文句を言うだけなら誰でもできますが、おかしいと思うのなら声をあげればいい。現場から小さな制度・政策イノベーションを起こし、それを広げわたしたちの社会を変えていく。そう思うとワクワクな気持ちになります。
SDGs時代のソーシャルビジネスに関わる人には、特にオススメの一冊です