※あなたの下の名前ちゃんはjntさんのひとつ下の妹設定です
鹿児島弁初めて書くので下手かもしれません💦💦※
Side jnt
正月仕事が一段落ついて久々に実家に帰省中
ソファーでだらだらしてたら隣からすごい視線を感じた
あなたの下の名前は「はぁ、」と息をつくとスマホを置いて一言
……何言われるかだいたい予想はついてたけど、やっぱ妹に言われると地味にダメージくるよね。
昔から、どんなに言い訳しても、結局あなたの下の名前に論破されるのは変わらないんだよな
両手を上げて降伏の意思を示すと、あなたの下の名前は軽く笑った
俺まだ26歳なのになんでそんなおじさんって言われなきゃ
いけないんだよ… しかも年の差1歳差なのに
帰省した早々にメンタル削られると思ってなかったな
しばらくショックに悶えてたら、急にあなたの下の名前が立ち上がった
あなたの下の名前に連れて行かれたのは家の前の道
この道、地味に坂になってるから走るとキツいんよね
あなたの下の名前は待ってくれなかった
あなたの下の名前はどんどん走って行ってみるみる見えなくなる
俺はあなたの下の名前の後ろ姿に必死について行った
ようやく目的地に着いた頃には、俺は既に息が上がっていた
でもあなたの下の名前は走る前と全く変わってない
これが、老いというものなのか……
あなたの下の名前に急かされるようにして走り出すと、すぐにダメ出しがとんできた
何度も来たことがあるはずなのに、一周が果てしない距離
に感じる まるで一種の拷問受けてるみたいだ
俺は何とか足を動かして一周走りきった
ふらふらゆっくり歩いて帰る
冷たい風が暑い体を吹き抜けていくのはとても涼しい
隣のあなたの下の名前を見ると、涼しいを通り越して寒いのか、少し体を震わせていた
他愛もない話をしてたら家に着いた
玄関に座ると同時に太ももにズキッと痛みが走る
……これ、やったわ。
すぐに立ち上がれなくて渋っていると、またあなたの下の名前に笑われた
遠ざかる背中を見つめながら、俺はゆっくり立ち上がる
足の痛みにぐっと歯を食いしばってあなたの下の名前の後ろを追う
運動はやっぱり苦手だけど、なぜか気分はちょっといい
まぁそれも全部あなたの下の名前のせいなんだろうけど
でも、「次はまだマシに走りたい」と思った時点で俺はあなたの下の名前に負けてるんだよな
俺の一番の敵はあなたの下の名前だ
だけど、こうやって過ごす時間は嫌いじゃない
たまにはこんな日があっても悪くないよね
アンケートご協力ありがとうございました🙇♀️
1位はぶっちぎりのjntさんでした
次回は2位の方の物語です! お楽しみに(*^^*)
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。