⚙️ あなたの名字あなたの下の名前 27歳 高校教師 現代文担当
塩﨑太智 17歳 高校2年生
You side
ようやく1コマ目が終わって安堵する。
私が教えている現代文はいかにわかりやすく具体的に説明できるかが求められるので常に気を張って教えている。
それでもやっぱり伝わらないものは伝わらなくて。
彼は教え子の塩﨑太智くん。
明るくて盛り上げ上手で友達もたくさんいる。
成績は文句なしの優等生。
そんな彼はいつも授業終わりに質問をしてくれてたしかにそこはもう少しわかりやすく伝えられたかもと今後の授業をしていく中で大いに参考になっている。
@ 職員室
まだ説明できてなかったけどこの2人は私の同期。
佐野勇斗くんは情報を担当してて山中柔太朗くんは保健体育を担当している。
2人とも良き同期であり良きライバルでもある。
彼は東京へ引越すのを機に転校するのが決まっていた。
関東でアイドル活動をするらしい。
そう言った彼の目はどこか悲しげで、でも覚悟を決めたような目をしていた。
あの日から塩﨑くんからの質問が絶えなかった。
1つ答えたらまた1つ質問しに来て本当に頑張ってたと思う。
1人の教員としてその姿勢は本当に誇らしくて、1人の人間としてその姿勢を尊敬していた。
そして迎えたテストの採点。
本当に彼は努力して頑張ったのだろう。
頑張っていた姿を知っているからこそ彼のこの成績を見てとても嬉しかった。
@ テスト返却後
頭が良くても言うことは不思議だ。
彼が転校して早5年が経とうとしている。
今ではキラキラアイドルとして元気に活動している塩﨑くん。
その姿を見ているだけでなんだか胸が苦しくなってモヤモヤする。
前まで私に見せていた笑顔が色んな人に見られていてすごく嫌に思えてしまった。
こんな思考になるのは教師として最低だ。
職員室に帰ったらそこにはいるはずのない塩﨑くんがいた。
あんなに注意していたタメ口も無くなってなんだか寂しい。
そう言って彼は校門へ歩いて行った。
彼なりの気遣いなのかそれはどうかわからない。
でも1つだけはわかる。
実は塩﨑くんが受けた最後のテストで
「 貴方が好きな花とその花言葉について書きなさい 」
という問題を出した。
塩﨑くんはその問題にこう回答した。
- 僕が好きな花はカスミソウです。花言葉は「 永遠の愛 」 でこのことから -
塩﨑くん。私も同じ気持ちだよ。
作者です !!
久しぶりの更新になった上にこんなに駄作でほんとごめんなさい !! 🙏🏻💧
高校の登校日があってそれに卒業式など色んなことをしてバタバタな日々を過ごしておりました 🙃
またこれから更新していけたらなと思ってます ❤️🔥✊🏻
リクエストなども随時受け付けているのでいつでもリクエストしてください ·͜· ❤︎
これからもよろしくお願いします 🙂↕️🌷
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!