成蹊大、「基礎学力型」の年内入試取りやめ 面接必須化受け

平岡妙子 植松佳香
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 2027年度の入学者が受ける大学入試で、主に秋に実施されて「年内入試」とも呼ばれる総合型や学校推薦型の選抜で面接が必須化されたことを受け、成蹊大学東京都)は1日、総合型選抜の入試を取りやめると発表した。

 ホームページでは、「必須とされた丁寧な面接を、今から選抜方法に組み込むことは、入試日程、実施・運用体制などの観点から不可能であると判断した」と説明している。

 成蹊大は、総合型選抜で学力試験を行う入試を今回から新たに実施すると公表していた。実施日は11月28日、合格発表は12月5日の予定で、募集人員は96人だった。

 年内入試の中でも、実質的に学力試験のみで合否を決める「基礎学力型入試」は、2025年度入試で東洋大(東京都)が行い約2万人が受験した。だが、個別の学力試験は原則2月1日から実施すると定められているため、文部科学省が「ルール違反」として指導する事態となった。

 今年5月に公表された入試要項では、26年度入試で基礎学力型入試をして面接を実施しなかった大学には、実施まで2年間の猶予期間を設けた。しかし、初めて実施する大学については、27年度実施分から面接が必須とされた。

 文科省の担当者によると、面接を採り入れるのが難しく入試を取りやめた大学は他に聞かないという。「年内入試の問題は以前から批判が出ていたもの。それを正常化すべきだということで議論して今回の要項ができた。本来は予定していた通りに入試をやってもらうのが望ましいと思うが、各大学には要項を守ってもらいたい」と話した。

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この記事を書いた人
植松佳香
東京社会部|教育担当
専門・関心分野
子ども、教育、労働、国際関係

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