共産党の小池晃書記局長は27日、沖縄県名護市辺野古沖の船転覆事故で死亡した同志社国際高(京都府)2年の女子生徒ら2人を悼むため、現場から約4キロ離れた瀬嵩(せだけ)の浜で献花した。同党の田村智子委員長や玉城デニー知事もこれまで、この浜で献花している。
小池氏はその後、那覇市で開かれた、知事選(8月27日告示、9月13日投開票)に向けた党と党後援会の総決起集会であいさつし、「この事故を口実に、平和教育に介入したり、辺野古新基地建設反対運動を攻撃したり、ましてや知事選でデニー県政を倒そうとする。不幸な事故の最悪の政治利用だ。あまりにも卑劣だということを断固として抗議したい」と述べた。小池氏はこれまでも同様の発言を行っている。
事故を起こした「ヘリ基地反対協議会」の構成団体に共産党の地方組織が入り、亡くなった女子生徒が乗っていた「平和丸」の船長は同党から地方選に出馬経験がある。
知事選は、現職で3期目を目指す玉城氏と元那覇市副市長の古謝玄太氏の一騎打ちとなる公算が大きい。小池氏は「デニー知事とともに党とオール沖縄が勝利すれば、破綻に直面している新基地建設に徹底的な審判を下すことができる」と訴えた。