Replying to @far_west9
女子枠をめぐる対立は、突き詰めると「入試における大学の裁量をどこまで認めるか」という問題なのだろう。反対派は裁量をかなり狭く見て、入試を能力順の中立的配分装置に近いものとして捉えている(ように見える)。一方、推進派は裁量を広く見て、大学が教育目的に応じて学生集団を自由に形成できると考えている(ように見える)。
どちらも極端に振れると危ういということは言えて、裁量を狭く見すぎると、現実の多様な入試制度を説明できないし、裁量を広く見すぎると、属性による取扱いの差を政策目的で広く正当化できてしまう。結局のところ問題は、裁量の有無ではなく、裁量をどういった条件で統制するかということなのだと思う。