「ヤクルトの塩見泰隆と重なる」 頭脳明晰な阪神の新戦力が定位置獲りへ猛アピール
プレーの精度を突き詰めて
大きな伸びしろが成長される金の卵だが、一軍定着に向けてプレーの精度を突き詰める必要がある。途中出場した8日の巨人戦(甲子園)で、オープン戦初打席の8回にドラフト2位右腕・田和廉の148キロ直球を右前にはじき返す安打を放ったものの、直前の中堅の守備で反省点が。8回無死一、二塁の場面で中飛を処理して二塁走者・佐々木俊輔のタッチアップを防ぐため三塁へダイレクトで送球する間に、一塁走者・泉口友汰の二塁進塁を許す形に。9回無死一塁でも中飛を処理した後、一塁走者の二塁へのタッチアップを許した。 8回は三塁で封殺するのが厳しい状況を考えると、カットマンに入った内野手にきっちり返さなければいけない。9回の守備も捕球から返球のスピードを上げる必要がある。プロの世界は1つのミスやわずかな隙が命取りになる厳しい世界だ。岡城は大きな教訓になっただろう。不動のセンターとしてゴールデン・グラブ賞を5度受賞した近本光司は俊足を生かした広い守備範囲だけではなくプレーの一つひとつで細部にこだわり、状況判断に優れている。一挙手一投足で参考になる点がたくさんあるだろう。 即戦力の呼び声高いドラフト1位・立石正広、2位・谷端将伍がフォーカスされるが、岡城も負けられない。日々の課題と向き合い、収穫を自信にして外野の定位置を狙う。 写真=BBM
週刊ベースボール