自民・岩屋前外相が採決前に退席、棄権 国旗損壊罪法案

衆院本会議で国旗損壊処罰法案の採決時、法案提出者の自民党・松野博一氏(左端)と言葉を交わし退席する岩屋毅前外相(中央手前)=国会内で2026年6月30日午後1時9分、平田明浩撮影 拡大
衆院本会議で国旗損壊処罰法案の採決時、法案提出者の自民党・松野博一氏(左端)と言葉を交わし退席する岩屋毅前外相(中央手前)=国会内で2026年6月30日午後1時9分、平田明浩撮影

 日本国旗の損壊行為などを処罰する法案は、30日の衆院本会議で賛成多数で可決され、衆院を通過した。自民党の岩屋毅前外相は採決を前に本会議を退席。記者団に「党として(法案への賛成を)決めた以上は党所属議員としては反対しないが、積極的に賛成することもできないということで(採決を)棄権させてもらった」と説明した。

 岩屋氏は「国旗を尊重する意識は自然な形で育まれるべきものであって、刑罰で強制されるべきものではないと一貫して申し上げてきた」と強調。「これから参院でさらに充実した検討、審議がなされることを期待している」と述べた。

 法案は「人に著しく不快または嫌悪の情を催させるような方法」で「公然と国旗を損壊、除去、汚損」する行為に対し、2年以下の拘禁刑または20万円以下の罰金を科す。【安部志帆子】

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