鶴岡・椙尾神社「夏越の大祓」、火の粉散らし疾走 7年ぶり迫力の松明行列
鶴岡市馬町の椙尾(すぎのお)神社(宮野直生宮司)の伝統行事「夏越(なごし)の大祓(おおはらい)」が30日、同神社などで行われた。「松明(たいまつ)行列」が7年ぶりに復活し、通りが熱気に包まれた。 午後8時ごろ、地元児童らが松明を引きずったり担いだりしながら近くの矢立神社を出発。メインのリヤカーには高さ約4メートルもの松明が積まれ、火の粉をまき散らしながら椙尾神社までの区間を疾走した。参加した同市の致道館高2年の菅沢あすかさん(17)は「炎の熱さがエネルギーになり、リヤカーも迫力満点だった。行列が復活してよかった」と話した。 椙尾神社の大祓は「水無月(みなづき)の大祓」とも呼ばれ、かつて海岸に祭られていたご神体を遷座する際、氏子が松明で道を照らし先導したのが始まりとされる。新型コロナウイルス禍のため2020年から中断していた。