たつき諒さん著書『私が見た未来・完全版』騒動から1年――
最近、本当によく列島が揺れる。いや、揺れすぎではないか。
7月1日の午前8時40分ごろにも、宮崎県北部平野部を震源とするマグニチュード5.1、震度4のやや強い地震があった。6月には茨城、岩手、山梨と立て続けに地震があり、ベネズエラでは1700人もの死者が出た大地震があったばかり。
こうも揺れが続くと、人間の心理として何かにすがりたくなるのか、あるいは得体の知れない不安をネットの海に放り投げたくなるのだろうか。現在、SNS上では、ちょうど1年前の「あの騒動」が再び頭をもたげている。
『私が見た未来』予言騒動の顛末
たつき諒さんの著作をめぐるネット上の拡散
| 発端と予知夢 |
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| 社会的な影響 |
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| 著者の対応 |
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| 騒動の結末 |
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「予言1年ズレ説」広まる
昨年の今ごろ、漫画家・たつき諒氏の著書『私が見た未来・完全版』が大いに話題になった。この本に端を発して、「7月5日に東日本大震災の3倍の津波が日本を襲う」「日本列島の3分の1が水没する」という予言めいた噂がSNSを席巻したのだ。
「日本滅亡」というワードがトレンド入りし、挙げ句の果てには「世界滅亡」「地球滅亡」へと謎のスケールアップまで見せたのを覚えている人も多いだろう。たつきさんの
結論から言うと、科学的な根拠はゼロ。当時、気象庁も明確に否定。著者自身も、その後、「夢を見た日=何かが起きる日というわけではない」と日付の特定を否定していた。
にもかかわらず、だ。最近のX(旧ツイッター)では再び、妙な言説が飛び交っている。
・「たつき諒さんの予言したやつが1年ずれてる?」
・「1年遅れで間違えてただけじゃね?」
・「1年間違ってた説が広がったりしちゃうのかしら」
危惧する声が続々。この1週間を再び「魔の一週間」とみなして、注意を呼びかける占い師の投稿も注目されている。
なぜこんなデマが再燃するのか。理由は単純にして明白。直近の地震活動が、なんとも不気味だからだ。
直近の巨大地震とSNSのリアルな反応
ここ最近の日本列島は、確かにハイペースで揺れている。
・6月16日:茨城県南部を震源とし、地盤の影響から群馬や埼玉で最大震度5弱を観測 。
・6月25日・28日:岩手県沖でM7.2の巨大地震が発生し、青森県階上町で震度6強を観測 。負傷者や長周期地震動も報告され、28日にも同海域でM6.1(最大震度5弱)と活発な余震が続く 。
・6月26日:山梨県東部・富士五湖の深さ約20キロで直下型地震が発生 。緊急地震速報が鳴り響き、富士河口湖町で震度6弱の強い揺れと被害が報告された 。
海外に目を向ければ2026年6月24日、ベネズエラ北部でM7.2とM7.5の連続地震が発生している 。死者1700人以上、68万人以上の子どもが支援を必要とするという甚大な被害をもたらしている。