自民党の墨田区議、セクハラで5日間の出席停止処分 同僚区議が被害
自民党会派に所属する東京都墨田区の男性区議が同じ会派の女性区議にセクハラをしていたとして、区議会は30日、男性区議を5日間の出席停止の処分とした。男性区議はセクハラを否定していたが、区議会に設置された議員政治倫理調査特別委員会が身体的接触を求める行為などがあったと認定し、政治倫理に関する条例に違反したと判断した。
区議会で報告された調査特別委の審査報告書によると、調査対象となった2024年5月からの1年間で、滝沢正宜区議から下村緑区議に対し、身体的な接触を求める言動や服装に関する発言が複数回あったことを確認。さらに24年5月以前についても、「身体的接触を伴う複数回のセクハラ行為があったことが推認される」と言及した。
複数の議会関係者によると、下村区議は21年以降、滝沢区議からタクシーの車内で胸を触られたほか、着用していた下着の色を指摘されるといったセクハラを受けていたとして、今春、区議会に対応を要請。滝沢区議はセクハラについて「私のほうから積極的に行った記憶はない」と否定していたが、調査特別委は双方の意見を聞いたうえで、弁護士からも話を聞くなどして、調査を進めていた。
そのうえで、条例で定める政治倫理規準に違反する行為があったと判断し、5日間の出席停止勧告が妥当と結論づけた。
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