【W杯】本田圭佑、FW塩貝健人のブラジル代表への”発言”に言及 ”勝つ確率”の観点から「いい方向には転ばなさそう」と私見も『かつてとの比較』では同意
サッカーW杯北中米大会の日本戦解説が話題の元日本代表MF本田圭佑(ジュロン)が29日、自身のYouTubeチャンネルで生配信。日本の決勝トーナメント1回戦・ブラジル戦を前に、物議を醸しているFW塩貝健人(21)のブラジルについての発言について言及した。 【実際の動画】何度見ても凄い…佐野海舟、ブラジル相手にスーパーミドル 塩貝がブラジル代表について「昔はすごく強かったけど、今はどうなんですかね」と語り、「強いことには変わりない。本当に『ベスト32でこのカードか』というところはあるけど、ブラジルを倒せば勢いよくいける」と話したが、塩貝のSNSにはブラジル人からとみられるコメントが相次ぎ、海外メディアは「昔はすごく強かった」とのコメントを取り上げた。ブラジルのアンチェロッティ監督は前日会見でブラジルのメディアから塩貝の発言について聞かれ、「我々は、ある選手の発言について何も言わない。そういうことに反応するのは危険だ。心理戦には応じない」と”スルー”した。 本田は「1%でも日本が勝てる確率が上がるのか、上がらないのか」という観点から、「いい方向には転ばなさそうな気がする」と指摘。「向こうが挑発と捉えられて、より謙虚にしたたかにやってくることを考えると、油断してくれる方が間違いなくいいと考えたときに、いい方向には進まないだろうと思う」と私見を示した。 一方で発言については「コメントそのものはどうでもいいかな。エンタメの一つでしょうし。周りが騒ぐのは勝手。実際、ブラジル人がどんなに怒ろうと、日本のサッカーファンからしても、サッカーファンじゃない人からしても、ブラジルの選手で知っている名選手が減っているのは事実。僕もなんとなくちゃんと分かるのはビニシウスくらい。もちろんカゼミロもいますけど。それ以外も全員ブラジル人なんで、全員すごいんですけど、かつてのブラジルと比較すると、率直に落ちているという表現をしたとしても仕方ないと思う」と塩貝のコメントに同意。「なめているとか、なめてないという話じゃない」とし、「塩貝さんのタイプ的に相手を傷つけようとして言っているというよりは自分のスタンスを貫くことにとにかく集中しているイメージ。それを周りがどうこういうのは、言い方悪いけど、無知な子どもに無知なことをめちゃめちゃ叱っているみたいな」。さらに「それが塩貝さんの良さで、あまり余計なことを知る必要もない。それが自信につながっているでしょうから、むしろできるだけ無知でいるべき。無知でどこまで行けるかの勝負。サッカー選手としてどこまで行けるかと考えたときに、鼻をへし折られずに行けるところまで行った方がいいに決まってる。余計な一般常識を知っている大人たちが不必要に一般常識を教える必要はない。黙って、強気な若手をのびのびと見守ってあげるってことが大事」とプレーヤー視点から語った。 本田はNHK BSの試合中継で解説を務める。
中日スポーツ