使用済み商品券窃取し不正利用――南さつま市職員、6千円分抜き取り免職……店側が使用済み気付く
鹿児島県南さつま市は30日、使用済みの市プレミアム付き商品券を窃取し不正利用したとして、産業おこし部の担当課職員を29日付で懲戒免職処分としたと発表した。窃取は6000円分で、職員が購入していた同額の未使用券が返却されており、刑事告訴はしないと説明している。 市によると、職員は4月9日、庁舎内会議室で精算事務作業中に使用済みの千円券6枚を窃取し、同日に市内店舗で不正利用した。同月下旬にも使おうとしたところ、店側から使用済みと指摘され取りやめた。6月上旬までに各店から市に通報があり発覚した。 商品券は使用後に店が押印して市に返却し、金額を請求する仕組み。職員は複数人で作業していた時に窃取した。発覚後「安易な気持ちで行為に及んでしまった」と述べたという。担当課長は減給10分の1(1カ月)の懲戒処分とした。 本坊輝雄市長は「深くおわび申し上げる。チェック体制を見直し管理監督のあり方を改善する」とコメントした。市は、市長、副市長を減給する議案を7月3日の市議会最終本会議に提案する。
南日本新聞 | 鹿児島