勤務実態ない101歳相談役に給与900万円 愛知の社会福祉法人に行政指導

勤務実態がないのに、理事長の母(101)を相談役にして給与を払い続けていたとして、愛知県が同県一宮市の社会福祉法人「愛知慈恵会」を行政指導していたことが29日、法人への取材で分かった。給与は計912万円で、退任後の令和7年4月に全額返還した。

法人によると、5年9月~7年3月、理事長の母は介護認定を受けて系列の高齢者施設に入居していたのに、給与を支払っていた。法人関係者は「おかしいと思っている人間はいたが、言い出せなかった」と話した。

また、一宮市で運営するデイサービス施設では4年5月~7年4月、法定の看護師の配置基準を満たさないまま、市などに介護報酬を計1800万円以上過大請求していた。5年9月~6年12月にも、長野県根羽村で運営する高齢者福祉施設で、ケアマネジャーの配置基準を満たさないまま計約3800万円を過大請求していた。

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