【自分でできる整体】その不調、水毒かも? 夏の重だるさをリセットする「3つの習慣」
「朝から体が重だるい」「顔や脚がむくむ」「夏なのに肌はカサカサ」そんな“夏の不調”、じつは水分代謝のバランスがくずれているサインかもしれません。東洋医学では、水分は「たくさん飲めばいい」のではなく、「きちんとめぐっているか」が大切だと考えます。そこで今回は、人気メソッド「自力整体」の指導者・矢上真理恵さんに、水をめぐらせる習慣を教えていただきました。※本稿で紹介するワークは、書籍 『すっきり自力整体』より一部抜粋・再編集したものです。監修:矢上 裕(矢上予防医学研究所所長/自力整体考案者/鍼灸師・整体治療家)構成:依田則子 写真:榊智朗● 夏なのに「乾く人」が増えている 【この記事の画像を見る】 湿気が多く、冷房を使う時間も増える梅雨〜夏は、じつは水分代謝が乱れやすい季節です。 東洋医学では、体の中の水分がうまくめぐらず、滞った状態を「水毒(すいどく)」と考えます。 余分な水分が体内にたまると、むくみや重だるさ、頭のぼんやり感につながりやすくなります。 その一方で、必要なところには潤いが届かず、肌や髪が乾燥しやすくなることも。 「夏なのにカサカサする」という人は、水分不足ではなく、“めぐりの低下”が関係しているかもしれません。 とくに、 ・冷房による冷え ・運動不足 ・汗をかきにくい生活 ・夜遅い時間の飲食 ・甘い物のとりすぎ は、水のめぐりを滞らせやすい要因です。 だからこそ大切なのが、「ため込まず、出せる体」をつくること。 自力整体では、体をゆるめ、めぐりを促しながら、自分の力で整えていくことを大切にしています。 ● 夏の重だるさをリセットする「3つの習慣」 ①朝、軽く汗をかく まずおすすめしたいのが、「朝、軽く体を動かすこと」。 ウォーキングでも、部屋の掃除でもかまいません。 ポイントは、“うっすら汗をかく”くらい。 筋肉を動かすと、血流やリンパの流れが促され、余分な水分も排出されやすくなります。 反対に、汗をかかない生活が続くと、水分が体内に滞りやすくなり、むくみや関節の重だるさにつながることも。 朝に体を少し動かすだけでも、その日のめぐりは変わってきます。②「塩+糖+レモン」で水分補給する 暑い時期は、水分だけでなくミネラル補給も大切です。 汗をかくと、水分と一緒に塩分やミネラルも失われます。すると、水を飲んでもうまく体に吸収されず、だるさにつながることがあります。 そこでおすすめなのが、シンプルな“ミネラル水”。 【つくり方】 ・天然水 1杯 ・自然塩 ひとつまみ ・はちみつ、または黒糖 少量 ・レモン 1切れ 甘さも塩気も、ほんのり感じる程度で十分です。 朝起きたときや、汗をかいたあとに飲むと、水分補給がスムーズになります。③寝る前に「足ねじり」で流す 夜は、水分代謝に関わる足まわりをゆるめておきましょう。 書籍『すっきり自力整体』で紹介している「足ねじり」は、寝る前にも取り入れやすい簡単なワークです。 足裏を刺激しながら「腎経(じんけい・気血の通り道のひとつ)」をほぐすことで、水分のめぐりを促します。 画像を見ながらおこないましょう(※画像は書籍『すっきり自力整体』より抜粋)。 ◎「水を流す足ねじり」のワーク 【手順1】 ◆左足裏の「湧泉(ゆうせん)」を右かかとで刺激する ※湧泉は、足裏中央よりやや上にあるツボ ※お尻を少し浮かせ、前後にゆする【手順2】 ◆次に、右足を横へ出し、左足裏を上に向けて両手で持つ ◆右手は下から、左手は上から添える【手順3】 ◆体を左へ倒し、足裏を上方向へねじる【手順4】 ◆反対に、体を右へ倒し、足裏を下方向へねじる【手順5】 ◆反対側も同様におこなう ※硬い側は少し長めに 今回ご紹介したのは、書籍『すっきり自力整体』に収録されているメソッドのほんの一部です。 本書には、 ・全身を整える54分のショートレッスン(動画付き) ・「息・血・水・便・念」という5つの老廃物を流す考え方 ・コリや痛み、不調に対する具体的なセルフケア など、日常に取り入れやすい形でまとめられています。