同窓会の「決議書」は、役員68人の署名とともに理事会に提出された
同窓会の「決議書」は、役員68人の署名とともに理事会に提出された

学長と同窓会長が退席した「異様な選出劇」

6月10日、13時に臨時理事会は始まった。

ところが、瀧上氏は同窓会から提出された「決議書」に一向に触れようとしなかったという。

しびれを切らした宮崎学長が、こう問いただした。

「決議書について何か言うことは」

「読みました」

瀧上氏は、そう一言答えただけだったという。

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同窓会の意思を、理事会としてどう受け止めるのか。

なぜ、正式な議題として取り上げないのか。

同窓会長でもある高橋伸治理事も反発し、瀧上氏の議事運営に抗議した。

しかし、瀧上氏は取り合おうとしなかったという。

そこで宮崎氏は、同窓会の要請に沿って、現任理事全員が辞任することを求める動議を提出した。

ところが、この提案も、

「議決を取る必要はない」

として退けられたという。

瀧上氏はそのまま、辞任した内田茂男前理事長の後任を選ぶ議案を諮ろうとした。

ここで、不信感を募らせた宮崎氏と高橋氏は、ついに席を立った。

二人は議決への参加を拒否し、会議室から退出したという。

教学部門のトップである学長と、卒業生を代表する同窓会長が、ともに新理事長の選出に加わることを拒絶したのである。

だが、二人が退出した後も、臨時理事会は続けられた。

そして瀧上氏を、新たな理事長に選出した。

学園は、その日のうちに瀧上氏の理事長就任を教職員に通知した。

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