「全員が辞任せよ」、同窓会の反発
内田茂男前理事長が、理事長と理事を辞任したのは5月27日だった。
内田氏は、クーデター派が多数を握った理事会の運営を批判し、「開かれた先進的なガバナンス体制の構築」を求めて、学園を去った。
その後、クーデター派は、内田氏の後任となる新理事長の選出を議題として、6月10日に臨時理事会を招集した。
この動きに怒りをあらわにしたのが、千葉商科大学の同窓会だった。
臨時理事会に先立つ6月8日、同窓会は、本部と各支部の役員計68人の署名を添えた「決議書」をまとめ、理事会と評議員会に提出した。
決議書は、一連の混乱を収束できない理事会を厳しく批判している。
〈理事会全体として、その責任を重く受け止める必要がある〉
〈学園の正常化と信頼回復を図るため、新たな体制へ移行することを求めます〉
同窓会は、学園のガバナンスを混乱させ、その収拾にも失敗した責任を、理事会全体が負うべきだとして、〈現任理事全員が一旦辞任〉することを要求したのである。
そのうえで、新体制が整うまでの移行期間は、宮崎学長が当分の間、理事長代行を兼務し、学園運営の安定化と信頼回復にあたるよう要望した。