気仙沼市議会中学校再編 賛成多数で可決
気仙沼市議会中学校再編 賛成多数で可決
気仙沼市議会6月定例会は26日、本会議を再開。追加提案の3議案を含む22議案を可決し、閉会した。市立9中学校を4校に再編する条例改正案は生徒や保護者、地域への丁寧な説明などを求める付帯意見をつけ、起立採決の結果、賛成多数で可決。来年度から2段階で再編されることが正式に決まった。
来年4月に唐桑・鹿折、大谷・津谷、2028年4月に新月・気仙沼、松岩・面瀬・階上に再編する条例改正案では、総務教育常任委員会の及川善賢委員長が審査結果を報告。
19日の審査では自由討議の末、「不安は払拭されていない」として①丁寧な説明と意見への誠実な対応②議会への進捗状況報告③再編後の影響を検証し、責任を持って改善する体制整備④地域で子どもの健全育成に取り組める環境整備―を市教委に求める付帯意見をつけ、原案を承認したことを説明した。
採決を前に、秋山善治郎氏が「2月定例会で提案を見送ってから、市教委は保護者や住民に説明をしてこなかった。可決すれば将来に禍根を残す」と反対討論。これに対し、白川雄二氏と菅原雄治氏は「教育環境の整備は前に進めなければならない」「短期間の進め方は問題だが、準備が進行する中、反対の議決は混乱を強いる」と賛成討論を行い、議長を含む起立採決の結果、秋山氏以外の20人の議員が賛成し、原案通り可決された。
付帯意見は法的拘束力はないが条件付きの可決とあって、市教委がこれらの意見に対して今後、どう対応するのかが焦点となる。