彦根城の石垣が幅6.5メートルにわたって崩れる 大雨の影響か
滋賀県彦根市は28日、彦根城の石垣の一部が崩れているのが見つかったと発表した。27日までに降った台風の接近に伴う大雨の影響とみられる。けが人はいないという。 【写真】崩れた彦根城の石垣。シートがかかっている箇所は、2024年に崩れて復旧中の石垣=滋賀県彦根市、市提供 彦根市によると、27日午前に市文化財課の職員が見つけた。国宝・天守の西側にあたり、幅6.5メートル、奥行き2.7メートル、高さ2.5メートルにわたって崩れていた。一帯は特別史跡に指定されている。 崩れたのは、2001年度に保存修理した石垣で、対面の石垣は24年7月に大雨で崩れ、26年度中の修復完了をめざして復旧中だった。 これらの石垣の間には昔、蔵米を出し入れする木の門があり、「米蔵水門石垣」と呼ばれている。 彦根市は崩れた石垣の対応について、滋賀県、文化庁と協議するという。市は彦根城がめざす世界遺産登録への影響はないとみている。(小西良昭)
朝日新聞社