来週お知らせできると言っていたやつ
どうも。ねこはちです😺
吾輩は先週、ツイッターでひとつ予告をしていました。「キヨテル相手の著作権侵害裁判で、来週中に面白いお知らせができる」というやつです。その結果が出ました。
結果から言えば「令和8年6月24日付けでキヨテル宛の特別送達が、インテグラル法律事務所において受領された」という事です。
何故これが「面白い」のか、そして被告側にとって極めてまずい状況なのか。その理由は、今年4月に起きたキヨテルチャンネルアカウントロック事変に遡ります。
忍び寄るキヨテルチャンネル消滅の危機
去る4月、ピクスタ社、堀口氏、そして吾輩からの短期間に集中したDMCAの結果、キヨテルのYouTubeチャンネルが4月1日から8日までロックされるという事態が発生しました。
後に本人がライブ配信で語ったところによれば、「弁護士を使ってYouTubeに働きかけ、チャンネルロックを解除させた」とのこと。つまりこの時点で、キヨテルも小沢弁護士も、今後、複数の著作権訴訟が始まることを十分に予見し、その前提で動いていたことになります。
では、これが今回の件にどう関係してくるのでしょうか。
YouTubeにおいて動画の削除申請を受けた場合、アップローダー側が「異議申し立て」を行わなければ、チャンネルにはペナルティが付き、これが3回累積するとチャンネル削除となります。4月のロック時、キヨテルはまさにその崖っぷちに立たされていました。
当然、キヨテルはチャンネルを守るために異議申し立てを行うわけですが、ここに一つの罠が存在していました。
普段から「闇の組織に命を狙われている」と公言しているキヨテルは、いつも通り弁護士を盾にする行動を選択します。キヨテルは「米国法における宣誓を伴う異議申し立て」において、インテグラル法律事務所の住所「東京都千代田区麹町2丁目」と記載して送信しました。ここまでは問題ありません。
何が問題なのかというと、米国法に基づくDMCAの異議申し立てにおいて住所を記載するということは、「訴訟が提起された際、その住所で送達を行うことに同意する」という宣誓を伴う、という点です。
当然、吾輩が著作権侵害訴訟を提起した際、裁判所が送達先としたのは、彼が自ら指定した「インテグラル法律事務所」でした。
6月10日、裁判所の書記官から同事務所の小沢一仁弁護士に対し、送達を受け入れるかどうかの打診がなされました。ところが、小沢弁護士からは「正式に委任されていないため、今送られても受領を拒否することになる」との回答があったそうです。チャンネルロックとその解除の経緯を知っている者から見れば、これは典型的な引き延ばし戦術である事は明白です。
この、少しでも裁判の開始を引き延ばそうとするかのような回答が、6月19日に書記官から吾輩へと伝えられました。
しかし、吾輩もそんなものに付き合うほど暇な空白ではありません。引き延ばし工作に対しては、速攻で次の一手を用意しました。
6月22日、吾輩は裁判所に対し、送達が不達であった事実を公式に証明する「証明申請書」を準備し、その発行を打診しました。
これに対し書記官からは、「まずは実際に送達を実施してみて、その結果を踏まえて証明書を発行したい」との返答がありました。吾輩はこれに対し「失敗してもいいので送達を実施してください。別の被告住所は把握していますので、失敗した時は訂正書面を出します」と回答しました。
これを受ける形で、翌6月23日、裁判所は第1回口頭弁論期日を確定させ、インテグラル宛てに特別送達を発送したのです。
この特別送達の実施は、原告である吾輩にとって、成功しても失敗しても、どちらに転んでも望む結果が得られるという状況でした。
送達が成功した場合
被告側に言い訳の余地なく訴状が届き、引き延ばしを許さずに正式な裁判手続きへと進めることができます。
送達が失敗した場合
もし被告側が受領を拒否、あるいは不達となった場合、吾輩は裁判所から「受領権限者がおらず送達できなかった」という公的な証明書を取得します。この書面をYouTube側に提示すれば、「宣誓内容に反して、指定した住所で訴訟の送達を受け取らなかった」という明確な証拠になります。結果として、異議申し立ては無効化され、キヨテルチャンネルはペナルティの累積によって即座に削除される可能性が濃厚となります。
実際、吾輩が事前に事情を説明したところ、YouTubeからも「受領拒否の証明があれば提出してください」との回答を得ている状態でした。
つまり、被告側にとっては、さっさと訴訟を受け入れて裁判に臨むか、それとも受け取りを拒否してチャンネルを失うかという、極めて厳しい二者択一を迫られたわけです。
送達受け取らせゲーム
6月24日。特別送達はインテグラル法律事務所において無事に受領されました。そして6月29日、書記官から吾輩に対し、送達が完了した旨の連絡が入りました。
キヨテルはかつて「裁判は裁判官わからせゲームだ」と言いました。それに準えれば、今回の事件はさしずめ「送達受け取らせゲーム」といったところでしょう。
こうして、一時的な引き延ばし工作は通用せず、無事に本案訴訟の手続きが本格始動することとなりました。
今後の進捗につきましても、お伝えできる段階になりましたら、適宜ご報告できればと考えております。
事態が前進し、吾輩も幾何か安心できたことを皆様にお伝えします😺
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