「入札の公正に反する悪質な犯行」 弥富市“官製談合事件” 元建設部長(55)に執行猶予付き判決 名古屋地裁
愛知県弥富市の公共工事をめぐり、入札前に設計金額を業者に漏らした罪に問われている元建設部長の男に、名古屋地裁は執行猶予付きの判決を言い渡しました。
起訴状などによりますと、弥富市の元建設部長・立石隆信被告(55)は、去年5月から6月にかけて「弥富まちなか交流館」の改修工事など3件の入札をめぐって、設計金額などを事前に建設業者に漏らした罪に問われています。
これまでの裁判で、立石被告は起訴内容を認め検察側は懲役2年を求刑、一方の弁護側は執行猶予付きの判決を求めていました。
23日の判決公判で、名古屋地裁の梅澤利昭裁判官は「入札の公正に反する悪質な犯行」とした一方、「事実を全面的に認め、反省の態度を示し、相応の社会的制裁を受けている」などとして懲役2年、執行猶予3年の判決を言い渡しました。
また、立石被告は今月10日付で懲戒免職処分となっています。