「国際大会の開催時にワンヘルスパークがあること。場所は任せる」福岡県議会のドン蔵内議長が公園整備を県に働きかけ ”県予算を私物化”の疑念、内部資料で明らかに
RKB毎日放送
福岡県議会と福岡県が多額の公費を投じて推進する「ワンヘルス」をめぐる問題。 蔵内勇夫議長が当時、自身が会長を務める「アジア獣医師会連合」の国際大会に合わせ、県に「ワンヘルス」の関連施設をつくるよう働きかけ、県が6000万円以上の公費で整備していたことが分かりました。 【写真で見る】福岡県議会のドン蔵内議長が公園整備を県に働きかけ ”県予算を私物化”の疑念、内部資料で明らかに 県の公文書には、服部知事や江口副知事、福岡市の中村副市長をも巻き込み、対応に苦慮する県や市の状況が克明に記載されています。 施設は、わずか1年未満で閉鎖されていて、県の関係者はRKBの取材に対し「蔵内議長の意向を受けて進められた事業だ」と証言しました。 ■議長への称賛からスタートした福岡県議会 自民党福岡県議団 佐藤楓 議員(6月12日○代表質問) 「蔵内勇夫議長が日本人で初めて世界獣医師会会長に就任されました。ご就任、誠におめでとうございます」 蔵内勇夫議長への称賛から始まった6月議会の代表質問。 今回も議論の的となったのは、人と動物の健康、環境の健全性を一体とする「ワンヘルス」に関する質問です。 自民党福岡県議団 佐藤楓 議員 「ワンヘルス推進の重要性と関連予算の妥当性について質問いたします」 ■議長は15分で議場を退席○知事は 蔵内議長はワンヘルスに関する質問などを聞き終えるとわずか15分で退席。 議長不在のなか、服部知事が口にしたのは、これまでと変わらないワンヘルス推進の言葉でした。 福岡県 服部誠太郎 知事 「多様な主体によるワンヘルスの活動が、今後大きなうねりとなっていくことができますよう、引き続き取り組んでまいります」 さらに予算をめぐる疑惑についても言及しました。 福岡県 服部誠太郎 知事 「ワンヘルスと言えば何でも予算が付くなどという誤解まで生じさせることになり、深く反省いたしております」 果たしてこれは単なる「誤解」なのか。 ■県のワンヘルス事業、議長による予算への関与はあったのか ワンヘルスの活動を「ライフワーク」と掲げ、服部知事と二人三脚で事業を推進してきた蔵内議長。