また右直事故で二輪の人が
死亡した。19才の女子大生。
死ぬには早すぎる。

事故は調査中なので憶測で
本件事故を語る事は避けた
いが、車右折、バイク直進
の事故の殆どは車が100%
悪い。バイクを現認しても
まだ遠くにいると思って急
に曲がってドカーンなのだ。
二輪の衝突での死亡事故の
殆どが二輪直進、四輪右折
のいわゆる「右直事故」だ。
四輪運転者は箱の中なので
なんともないが、二輪運転
者の多くは死亡する。
ヘルメットを被っていようと、
胸プロテクターを着用してい
ようと、レーシング革ツナギ
を着ていようと死亡する。

これは状況的にはほぼ四輪車
が100%過失があり悪いのだ
が、人間の視覚的誤認により
小さく見えるバイクは遠くに
感じるという錯覚が事故を助
長させている。
交差点等で対向車線の遠方に
二輪車の存在を認めたら、二
輪が通過してから四輪車は右
折を開始すれば事故など起き
ないのだが、二輪について無
知な大多数の四輪運転者は二
輪の事などお構いなしでパッ
と曲がろうとする。
そして、取り返しのつかない
死亡事故を起こす。
二輪運転者は死んでしまって
も過失相殺は良くて8:2、大
抵は7:3で、二輪にも過失が
あるとされてしまう。
しかし、急に目の前に壁が出
現したらバイクは防ぎようが
ない。世界チャンピオンでも
回避できない。

バイクができる事といったら、
交差点や直線でも、対向車が
右折のウインカーの有無関係
なく右折しそうな様子が見ら
れたら、全力集中で回避でき
るように注意を払うほかない。
それでも、直線部分で対向車
がウインカーも出さずに急に
右折して目の前に立ちはだか
ったら防ぎようがない。
私の右直事故がそうだった。
たまたま生きていたが、3ヵ月
寝たきり、半年入院、厚生省
認定の障害後遺症を負った。
生きていたのは運が良かった
だけだ。ボンネットを飛び越
えてかなり前方に飛んだ。
だが、あれがバンタイプの四
輪だったら私は死んでいただ
ろう。刀乗りのイトコが右直
で即死したように。

私は今は直線だろうと交差点
だろうと、対向車には必要以
上の注意を払っている。
右直事故になりそうなケース
は日常的に発生している。
つい先日も、ほんの70km程
二輪で走っただけで、無謀右
折しようとした四輪車が4台
もあった。
対向四輪車は交差点では先に
曲がろうとするもの、飛び出
して来るもの、と考えていな
いと二輪運転では事故を回避
できない。
私は直線でさえ対向車に充分
注意している。
それと後方からの追突可能性
がないかどうか常に視点を移
動して確認している。
さらに、これは教習所では教
えないが、二輪で交差点など
右折する時には、対向車だけ
でなく、右折時に右折車線の
左側も曲がりながら見るよう
にしている。信号無視の車が
左から突っ込んで来ないかを
曲がる寸前に確認するように
している。
前方と左右と後方左右、そし
て全体を、いつも常にコンマ
秒ごとに移り変わる状況を正
確に捉えるように運転に私は
集中している。
それでも、私自身は意識的に
運転をそのようにしていても、
交通の周辺状況自体に改善は
ない。
いつも常に四輪車は二輪車に
配慮する運転はまずやらない。
結果として二輪の衝突事故は
まったく減らない。

せめて、バイク乗りは、自分
がバイクに乗る時と四輪車に
乗る時には、「交通弱者」に
配慮する運転を心掛けたい。
私は四輪車の運転の時は、ま
るでハイヤーかパトカーのよ
うな運転を街中ではしている。

バイクはいくら機敏に動くと
いっても、目の前に急に車が
出たら絶対によけられない。
とにかく注意して乗ろう。
バイクの運転走行中にヘルメ
ットの中で音楽を聴きながら
とか、録画配信のために延々
とマイクに向かってしゃべり
ながらとかの「ナガラ運転」
は極めて危険だ。
ユーチューバーたちは危険動
画を拡散配信していながら安
全運転を説いたりする自己矛
盾の偽善的欺瞞行為を公開し
ているのが殆どだ。
危険認知度、事故防止意識が
極めて低いのがバイクユーチ
ューバーたちだといえる。
安全運転に配慮する二輪乗り
のユーチューバーたちは、運
転中には無駄口はきかず、説
明したい事はテロップ編集を
して公開している。
安全運転を実行し、かつ波及
効果としても心ある行動であ
ると思える。
人気が高い視聴者数が多い二
輪動画が適切で社会的に安全
運転を励行する事をしている
のではない。
交通安全に配慮しない危険を
拡散しているのが殆どである、
という現代の闇が動画サイト
の二輪運転者動画には溢れて
いる。自称「バイク女子」や
モトブロガー動画配信者はほ
ぼ全員がくっちゃべり系だ。
中には走行中の景色や場所解
説ではなく、延々と「青年(あ
るいは中年や高齢者)の主張」
をしゃべりながら運転してい
る者までいる。
バイク運転しながら主張する
必要は全くないどころか、危
険すぎるのではなかろうか。
だが、バイク運転しながら社
会問題を語りかけるその自己
矛盾に対しての自覚はゼロだ。
それらの人たちは全員、事故
予備軍だと断言しても過言で
はないだろう。
そういうナガラしゃべりは、
別な場所でやったほうがいい。
車両の運転をしながらとか、
本当によくない。
速度違反よりも危険状況を継
続しているのが「ナガラ運転」
だ。

君よ、死にたもうことなかれ。