安住紳一郎アナ サッカーW杯の放送巡るTBSの裏事情、“赤裸々”に告白し「貧しさは人を鍛える」
TBSの安住紳一郎アナウンサー(52)が28日、パーソナリティーを務めている同局ラジオ「安住紳一郎の日曜天国」(日曜前10・00)に出演。FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会を巡るTBSの“裏事情”を明かした。 【写真あり】中川安奈アナ ブラジル戦生観戦のためヒューストン到着「社会人になってからは初のプライベート海外」 「皆さんも気づいていらっしゃいますよね、日本テレビとフジテレビとNHKが今がやっていますから」と切り出し、「TBSテレビはやってないんで大変なんですよねえ」と、FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会のテレビ放送に言及。 「ここだけの話ですよ、ホントに」と声を潜めながら、「放送プランがいろいろあって、何秒くらい使えるかっていうプランがね」と言い、アシスタントの中澤有美子が「どのくらいお金を払って映像を買うって?」と聞くと、「それはあんまりつまびからにされていないんですよ。今、想像で話していますけどもね。プランがあるんですよ、これくらい払うとこうだとかね」と映像の使用料について話し始めた。 具体的に「競技中の映像は使えないですよ、お金がかかるからね。しかも試合開始のホイッスルと試合終了のホイッスルまでの間の映像を使う時間と、ホイッスルの外の時間と、あとは日本じゃないチームのプレーの時間と全部決まっている。で、各番組で各時間帯でちゃんと枠が決まっているというか、それ以上使っちゃダメっていうことで制限プランが。皆さんの携帯電話のギガ数なんかと一緒だと思う。超えた瞬間にガーっと固まっちゃうから」と例を示しながら説明。 「ほかの放送局だとゴールシーンとか何回も出せたりするんですけれども、あまりいいプランに入っていない放送局だとゴールシーンは1回だけ」と明かし、中澤の「オンリー?」には、「オンリーっていうか別に何回も使っていいですけど、そこで制限時間限られているのに何回も使っちゃうともったいないからね。でも工夫っていうのは凄いなって思うんですけど、それに慣れてきちゃったから、みんな編集が上手になって」と話した。 そして、「他局がこのへんでゴールラッシュやっているだろうと、みんなが見たなという感じの後半になってくると、みんな見てるはずだからここは繰り返し出さないとか。ほかの通りでみんなティッシュもらってるからここはもうティッシュ出さないみたいな感じで」とTBSの工夫について話したうえで、「ただね、人ってこういう負荷をかけてると強くなる。私が言うのはなんだけど、他の放送局に比べて上手にまとめてると思う。結果も負けてない時が多くて凄いなと思う」と“自画自賛”。 さらに「絶対こんなこと言っちゃいけないけれども、たしかにダラダラやってるところがあるなと思う。流しとけばいいんだろうみたいな感じで。ゴールシーン20回くらい繰り返してるから」と他局の放送に触れ、「私たちなんか1回あるかないかなんだから。やっぱりある程度、負荷は必要だなってね、ここは負け惜しみだけどね。貧しさは人を鍛えるね、ホントに思った。負けはしてるけどね。大負けはしてない」と話した。 自身の出演番組にも触れ、「昨日なんて(情報7days)ニュースキャスターという夜の番組で、ほぼ靴下の話だった。だってスウェーデン戦のことを振り返られないんだもん、映像がないから。選手のプレーなんか1つも使えない。その前の週はトルシエ監督にワインの話をしてた。くーっ、つらかったってわけじゃないですけれどもね。信じられませんね、ホントにね、いろんなことあって」と自虐ぎみに話した。 「でも私もサッカーの試合は興奮しながら見ています。ただ、いろいろそういう事情を知ってくれるわけでもないじゃん、みんながすべてをね。そうするとさあ、“なんだよアイツ、前園さんをスタジオに呼んでおいて靴下の話だっかりして。ブラジル戦の戦術とかもう少し詳しく聞けよ”なんてご批判もいただくわけですよ」とグチも飛び出し、「“トルシエ監督が来て、なんでもっとサッカーの戦術の話を聞かないんだよ”なんて、うーん、うるせって思ったよなー、できないんだよぉーできないんだよぉー」と叫ぶように話した。 そして、「余計なことはここまでね。こんな裏の話、全部しちゃダメ。みんなもすぐ忘れて」と呼びかけ、「みんなだってそうだもんね、いろいろな職場でいろいろな条件の中でそんなこと言わないもんね。“すみませーん、うちはここの町しか営業できないんですよ”とか営業マンは言わないもんね。そうそうみんなそれぞれあるから。もちろん他の放送局の方々もいろいろ事情がある。そういうことだよね。グチになっちゃった」と話していた。