スマホ乗り換えの「ホッパー」 国の対策を逆手、「うまみ」狙う

スマートフォン=東京都千代田区で2026年6月5日、鈴木紫門撮影
スマートフォン=東京都千代田区で2026年6月5日、鈴木紫門撮影

 携帯電話の契約と解約を短期で繰り返す利用者が問題視されている。乗り換えの際に得られる特典目当てに、携帯電話会社を次々に変更する「ホッパー」と呼ばれる利用者が引き起こす課題だ。

 総務省の有識者会議は24日、通信事業者に特典を分割して付与することを認める対策案をまとめた。

 複数回に分けた特典の提供を可能にすることで、ホッパーのうまみを削るのが狙いだ。対策を正式に決定後、秋ごろ改正手続きを進め、2026年度内の制度導入を目指す。

「ホッピング」が問題

 電気通信事業法では現在、端末の購入を伴わない携帯電話回線の契約時に、通信会社が最大2万円分のポイントを特典として付与することを認めている。

 一方、対象サービス期間中に解約した場合の違約金は上限を1000円と定めている。

 違約金を支払っても、短期に契約と解約を繰り返せば利益が得られる。

 そのため、通信会社を変えても同じ携帯電話番号が使える「番号持ち運び制度(MNP)」を使い、通信会社間の乗り換えを短期で繰り返す「ホッピング」と呼ばれる行為が問題になっていた。

利用者間で不公平さ

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