前から思っているんだけど、高市を始めとした自民の清和会系統や維新、参政党、日本保守党などの政治系統を「保守」と形容するのはそもそもおかしいと思うんだよね。18世紀からある、いわゆる英米型保守主義は「漸進主義」が基本で、人間理性による設計主義への懐疑、制度・慣習への敬意、急激な社会改造への警戒がベースにある。
対するように、設計主義に基づいて、ある理想的な社会像に向かうためには急進的な変化も厭わない思想は「保守主義」とは言わない。「急進主義」とでも言うべきである。
急進的に向かうべき先の「理想の社会」が、「未来」にある理想郷のような存在と見なすのがいわゆる「極左」(急進左派、20世紀の歴史上で言えば共産主義)で、脚色や美化された「過去」のある段階に回帰しようとするのがいわゆる「極右」(復古的右派、20世紀の歴史上で言えばファシズムやナチズム)であり、先端技術を活用したテクノ君主/共和制であると考えるのが21世紀型の「テクノリバタリアン」である。
お金をもらっている哲学者や脳科学者など何人かのKOLが結構リフレーミングしていたけど、今の高市自維政権の思想的、政策的傾向を踏まえると、明らかに「極右」=「復古的急進主義」か「極右的な反動主義」的だろう。彼女らを「保守」と定義するのはそもそも間違いである。
歴史観なき高市首相は「真正保守」から程遠い 近現代史研究の第一人者、保阪正康が緊急警告(サンデー毎日)
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