佐賀県医療センター好生館は26日、外部の関係者に業務上知り得た患者1人の個人情報を漏らしたとして、職員の医療従事者の30代男性を停職30日の懲戒処分とした。

 同館によると、職員は今年3月に行われた外部の関係者も参加する15人程度の会合で、患者の入院の事実や病状をほのめかす内容の発言をした。4月に外部から指摘を受けて調査し、発言があった事実を確認した。患者に対して説明し、謝罪した。

 同館の樗木(おおてき)等理事長は「患者にご心痛とご迷惑をおかけし、県民や関係者の信頼を損なう事態を招いたことをおわび申し上げる」などのコメントを出した。再発防止策として、個人情報保護に関する研修や法令順守、服務規律の徹底を図るとしている。(北川尊教)