西武・カナリオ、連敗止めるサヨナラ弾 球団通算400度目の劇勝 「人生初だったので本当にうれしい」
◇パ・リーグ 西武4-3日本ハム(2026年6月26日 ベルーナD) 西武のアレクサンダー・カナリオ外野手(26)が26日、日本ハム戦で「人生初」のサヨナラ弾を放った。同点の9回に左翼席へ殊勲の7号ソロ。来日初の1試合4安打で球団通算400度目のサヨナラ勝利を決め、3連敗からの脱出に貢献した。開幕から73試合目の“後半戦”突入。難敵・伊藤から2点差を追いつく粘り強さを発揮し、首位快走へ再び勢いづけた。 【写真あり】松井稼頭央氏の長女で女優の松井遥南 「小さい頃住んでた街」での仲良し家族ショット 日本ハムが得意の本塁打攻勢3発なら、西武は劇弾の一発で勝ちきった。3―3の9回先頭。カナリオが今季4度目、球団通算400度目のサヨナラ勝利を決めた。代わったばかりの3番手・上原の3球目、149キロ直球をフルスイング。ライナー弾道で西武ファンが待つ左翼席まで届け、仲間からの手荒い祝福を喜んだ。 「私の人生でサヨナラ本塁打は今日が初めてだったので本当にうれしい。応援してくれるファンの皆さまの前で打てたことが本当にうれしい」 来日1年目で当初は日本野球について右も左も分からない状態。兄貴分のネビンが相談役を買って出てくれた。「いろいろなアドバイスもしてくれるし、彼の方がメジャー経験もある。メンターのような感じです。日本の投手もアドバイスしてくれる」。助言を胸に34試合で打順1番を任されるまでになった。 22日から東京ドーム、山形を転戦。1日空けて仙台という変則的な遠征で約2カ月ぶりに3連敗しても、本拠地に戻れば、いつもの西武らしさが戻った。7回2死無走者では同点の足がかりになる右前打。「滝沢もつないで、長谷川が2回も自打球を当てて粘って塁に出てくれた。あれが一番の要素だ」と負傷の同僚を称えた。 4月以来、今季ワーストに並ぶ4連敗を回避。西口監督は「カナリオが起点となってくれた。いい働きをしてくれた」と絶賛し、「久しぶりにベルーナに戻ってきて、ファンの心強い後押しで勝てて良かった」と12日ぶりの本拠地に集まった2万7587人の観衆に感謝した。 シーズンは折り返し。近づく過酷な夏場の戦いに向けても助っ人は頼もしい。「水分をしっかり取って脱水にならないようにしたい。母国の米国も暑いから大丈夫」。さらなる活躍を予感させた。 (河西 崇) ▼西武・高橋光(6回6安打2失点で勝ち負け付かず)粘って投げることができた。中盤戦に入り相手も対策を考えてくるので、こちらもしっかり研究して挑みたい。