警視庁 正規の在留カード所持のネパール国籍男性を誤認逮捕
警視庁は25日、東京・渋谷区で警察官がネパール国籍の男性に職務質問をした際、正規の在留カードを持っていたにもかかわらず偽造されたものと思い込み、出入国管理法違反の疑いで誤って逮捕したと発表しました。
男性をおよそ1時間で釈放し、謝罪したということです。
警視庁によりますと25日午前10時すぎ、渋谷区のハチ公広場の近くで、パトロール中の渋谷警察署の地域課の警察官2人が歩いていた20代のネパール国籍の男性に職務質問をした際、男性が正規の在留カードを提示したにもかかわらず偽造されたものと思い込み、出入国管理法違反の疑いでその場で逮捕しました。
在留カードは日本に中長期にわたって滞在する外国人に交付され、出入国在留管理庁などによりますと、今月14日以降に発行されるものは色や記載事項の位置などの様式が変更されていて、男性のカードは14日以降に発行されたものだったということです。
この変更について警視庁は警察署に対して周知していましたが、担当した警察官らは知らなかったということです。
男性が逮捕されたあと別の警察官が新しい様式の在留カードだと気づき、およそ1時間後に男性を釈放して謝罪したということです。
警視庁は「誤って逮捕してしまった男性には心からおわび申し上げます。今後このような事案が発生しないよう、指導を徹底してまいります」とコメントしています。