山梨県で震度6弱の揺れを観測した地震について、気象庁は今後の注意点や地震活動の状況などについて説明する記者会見を開きました。
【記者会見での発言】
海老田綾貴 地震津波監視課長は「揺れの強かった地域では家屋の倒壊や土砂災害などの危険性があります。揺れの強かった地域では今後の地震や雨には十分注意し、危険な場所には近づかないでください。特に、現在大雨注意報が発表されている地域では土砂災害に注意してほしい」と呼びかけました。
そのうえで「今後1週間程度は最大震度6弱程度の地震に注意が必要で、特にこれから2、3日の間は規模の大きな地震が発生することが多く注意してほしい」と説明しました。
海老田綾貴 地震津波監視課長は「今回の地震発生以降、富士山の火山活動や観測データには特段の変化は見られておらず、すぐに富士山が噴火するような事態を心配はしていない」と話しています。
海老田綾貴 地震津波監視課長は「揺れの強かった地域では雨が降っている。地震が起きると地盤が緩んで水がしみこみやすくなり、ふだん、崖崩れが起きないような場所でも土砂災害が発生することがある。住んでいる場所が崖のそばの場合にはふだんよりも崖崩れが起きやすい状況になっているので、崖から離れた2階以上で寝てほしい」と話しています。
海老田綾貴 地震津波監視課長は26日に発生した千葉県北東部を震源とする地震との関連について問われ「千葉県の地震はともに沈み込む太平洋プレートとフィリピン海プレートの境界の辺りで発生したと考えられるが、今回の地震はフィリピン海プレートが陸のプレートと衝突する辺りで起きたもので直接的な関係はないと考えている」と話しました。
そのうえで「SNSなどで誰でも自由に情報を発信できる時代になったが、必ず公的機関が発信する情報を聞いて根拠がないと思われる情報を流布してほしくない。確実な情報源をもとにするようお願いしたい」と述べました。
会見で記者から最近規模の比較的大きな地震が相次いでいることを踏まえ「地震活動が活発になっているのか」と質問されたのに対し、海老田 地震津波監視課長は「日本のまわりには4枚のプレートがぶつかり合って常に力がかかっていて、震度1以上の地震が平均すると1年で2000回ほどある。私たちの感覚でいうと回数が多い少ないはあるが、自然は長く変動を繰り返しているので、そういう時期もあるということだ。大きな地震が起きたあとは地震が起きやすくなるが、それも周期の中のあくまで自然の変動のものだと思った方がいい」と話していました。
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