栃木 強盗殺人事件 高校生「人がいたら殺せ」と指示受けたか
栃木県上三川町の住宅で親子3人が死傷した強盗殺人事件で、逮捕された実行役とみられる高校生ら4人のうち複数が「『人がいたら殺せ』と指示を受けていた」と供述していることが捜査関係者への取材で分かりました。
検察は26日、この4人を家庭裁判所に送りました。
先月14日、栃木県上三川町の住宅で親子3人が死傷した強盗殺人事件では、実行役とみられるいずれも16歳の男子高校生ら4人や現場の指示役とされる竹前海斗容疑者(28)と竹前美結容疑者(25)の夫婦のあわせて6人が強盗殺人などの疑いで逮捕されました。
これまでの調べに対し高校生ら4人の一部は容疑を否認したり取り調べに応じなかったりしている一方、数人は実行役として加われば数十万円から数百万円の報酬の支払いが約束され、「遊ぶ金目的で参加した」とか「危険なバイトだとは知らなかった」などと供述していることが分かっています。
さらに4人のうち複数が「『人がいたら殺せ』と事件の前に指示を受けていた」と供述していることが捜査関係者への取材で新たに分かりました。
検察は26日、4人を宇都宮家庭裁判所に送りました。
家庭裁判所は今後、家庭環境や事件のいきさつなどを詳しく調べ、刑事処分が相当と判断された場合、検察に送り返す決定を出します。
この事件では高校生ら4人と現場の指示役とされる夫婦の合わせて6人が、被害者の飼い犬をナイフで刺すなどして死なせたとして動物愛護法違反の疑いで追送検されたほか、実行役を集める「リクルーター役」だったとして職業安定法違反で逮捕された18歳の男子高校生がすでに家庭裁判所に送られました。
また事件を主導し海外に逃亡しているとみられる益田和彦容疑者(48)が国際手配されていて、警察当局が行方を捜査しています。