サッカー・ワールドカップ(W杯)北中米大会の1次リーグF組第3戦で日本と対戦するスウェーデンは、2大会ぶり13回目の出場。北欧の古豪として知られるがどんな国だろうか。よく知る人物に聞いてみた。
冬は雪と氷に覆われ……
大阪の日本語学校で学ぶスウェーデン出身のツワナン・ダン・グエンさん(36)は小学生の頃、地元のサッカークラブに入り、友達と一緒にいつもボールを蹴っていた。
冬は国土全体が雪と氷に包まれ、気温もぐっと下がる。スポーツ界はサッカー同様に国内で人気が高いアイスホッケーのシーズンを迎えるが、サッカーは専用の屋内施設が整備され、冬も練習できるという。
グエンさんは勉学の道へ進み、プレーする期間は短かったが、サッカー好きは大人になっても変わらない。スウェーデン代表の試合時はみんなでバーに行ったり、家に集まったりしてパーティー気分で観戦するのが楽しみだった。
スウェーデン代表のサッカーの魅力について尋ねると「チームワークが良い」と強調するグエンさん。一方で、小学生の時、スウェーデン代表と日本代表の試合を、学校の休み時間にテレビで見た時のことを今も覚えている。
「日本も、すごくチームワークが良いと感じました」。両国のサッカーに共通点を感じている。
10年ほど前、勉強の息抜きで空手を始め、日本に興味を持った。来日してプログラミング関係の仕事に就くため、今は大阪市の「ヒューマンアカデミー日本語学校」に通う。
来日してまだ1年あまりだが、早くも日本への愛着が芽生えている。W杯の直接対決を前に「どちらも頑張ってほしい」と期待する。
一方で勝敗を超えたところにも、サッカーの醍醐味(だいごみ)を感じている。「(W杯で)チャンピオンになるのは、プラスアルファ。一番大切なのは、(対戦する)他の国を尊敬して戦うこと」。最高峰の舞台で見せるスポーツマンシップが心を打つのは、万国共通だ。【川村咲平】
【オランダ-スウェーデン】客席に飛び込んだボールをキャッチして盛り上がるスウェーデンサポーターたち=米ヒューストン競技場で2026年6月20日、AP
ワールドカップの直接対決を前に「日本もスウェーデンも頑張ってほしい」と語るツワナン・ダン・グエンさん=オンライン取材の画像から
Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。1ステップで今すぐ登録する
関連記事
【最新記事】
-
GK鈴木彩艶「負けない勢いで次に向かう」 決勝Tに決意 W杯
2026/6/26 11:48 -
39歳長友 待ちわびた記録更新のピッチで全力プレー W杯
2026/6/26 11:25 -
先制ゴールの前田「トラップがうまく決まった」 サッカーW杯
2026/6/26 11:12 -
今大会初出場の長友、「ワールドカップ、マンマミーア」と大興奮
2026/6/26 11:08 -
アジア杯での批判も糧に 守護神・鈴木彩艶、大舞台で輝く W杯
2026/6/26 11:05 -
個の力を見せつけられた同点弾 日本の守備に重い「宿題」 W杯
2026/6/26 10:57 -
有利な状況で見せた 森保ジャパンの攻め貫く姿勢 サッカーW杯
2026/6/26 10:52 -
日本、好守も光り1-1引き分け 決勝Tの相手はブラジル W杯
2026/6/26 10:26 -
王様に怪物 「大国」ブラジルはどれくらい強い? サッカーW杯
2026/6/26 10:11 -
前田が先制ゴール 複数大会で得点は日本で3人目 サッカーW杯
2026/6/26 10:06